つながるということ

 2017-07-29
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新大阪教室に通ってくれている2年生の男の子が、お父さんのお仕事の都合で、この夏に仙台に引っ越すことになりました。

新大阪の教室が出来るまでは、ずっと大阪から岡山まで通ってきてくれていました。


あの頃は、50㎡にも満たない小さな2階建ての建物で、文字通り手探りでの実践を始めたのですが、関西方面からたくさんの方が次から次へと訪れてくださいました。

これでは申し訳ないと、新たに作った新大阪の教室も、今年でもう4年目になりました。


冬休みには、また仙台から来ます。

この日お母さんは、そう言って教室を後にされました。


そう言えば、これまでにも、お父さんのお仕事の関係で、ここを卒業していった子もたくさんいます。

入会当初は様々な課題に向き合っておられた子が、3年5年と過ごすうちに、見違えるように成長して、晴れやかな顔でここを巣立っていった子もたくさんいますし、その頃は夢のまた夢で会った一般高校への入学を成し遂げここを卒業した子も、一人や二人ではありません。


そんな子が、時々忘れたように、私を訪ねてきてくれることがあります。

この仕事をしていて、何よりもうれしい瞬間がそこにあります。


「何年経っても、先生は全然変わらない」

ほとんどの子が、口をそろえてそう言います。


立場がどんなに変わっても、私のいる建物がどんなに変わっても、私自身は本当に何も変わっていないのだと思います。

私のこの軸は、変えたくても、もはや変えようがないのです。


2学期になったら仙台に行くこの子に、いったいどうような出来事が起こるのか、予想することは出来ません。

でも、この子と私とが、学びを通して積み上げてきた大切なことは、何年経っても何十年経っても、きっと何も変わりはしないのだと、私は確信しています。


あなたたちが帰ってくる場所の扉を、私は決して簡単に閉ざしたりはしません。

先生は、まだたくさんの子どもたちに勉強を教えているの?

そのことが本物であることを示すためにも、君たちとずっとつながっていくためにも、私は生涯この道を歩み続けていくのです。








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Author:SHINOBU
新大阪教室

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