苦しいときに見える人の真実

 2017-06-27
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人が一人前に育つまでには、様々な試練があります。

小さいときに手のかからなかった子が、大きくなってからとんでもない場面に遭遇することだってありますし、小さいときにとんでもない苦労をかけた子が、大きくなってすばらしい青年となることも珍しいことではありません。

どの時期に苦労をかけるかは別として、その苦労の質も中身も別として、何の苦労もかけない子なんてどこにもいないと思っています。

その親の苦労の分だけ、きっとその子は、人の最も大切な部分にふれることになるのだと、私は考えています。


先日、あるお母さんからメールでご相談をいただきました。

↓ 下記の内容は、そのメールに対する私の返信です。


ご連絡、ありがとうございます。

起こっている出来事に対して、その都度適切な対応を考えていくことはとても大切なことです。
そして、苦しい局面での一つ一つが、やがてその子にとってかけがえのない大切な時間となっていくものと考えています。
まさに苦しいときこそ、人は育つし、かかわっている人の真価が問われるのだと思います。

人はかかわりの中で生きているのですから、うまく行かない時に、その原因を子どもだけの問題としてとらえるのは誤りです。
関係性という視点でとらえることも、重要だと考えています。

人が育つ道は、百万通り、
ゴールは、お子様の幸せと成長、そして自己実現なのですから、そこに至る道が色々であっても何の遜色もありません。

それぞれの場面で、一つ一つの判断をきちんと積み重ねていくことはとても重要です。
でも、うまく行っていると思う道に思わぬ落とし穴があったり、もうだめだと思った瞬間が、輝く将来につながる、
そんなものです。

だから苦しければ苦しいときほど、笑顔で行く先をしっかり指し示す支援者の存在は重要です。
微力ですが、私はずっとそばにいて一緒に歩んでいきます。

ご家族に成り代わることは出来ませんが、真摯に取り組むご家族を支えることはできます。
ここはふんばり所です。

きっとすてきな道の一歩が、どこかにつなっがているはずです。
しっかりとした気持ちと笑顔で、ここを乗り切っていきましょう。

それが出来るのは、きっとお母さんしかいないはずです。





>何度も読んで、何度も涙がこぼれ、

>そして ありがたく、あたたかい言葉に励まされています

お母さんは、そのようにお返事をくださいました。


その行く先に、どんな出来事があろうとも、この母は、間違いなくそのことを乗り越えて前に進んでいかれる。

これまで接してきた何十人という母がそうであったように、この母もきっと、そこから美しい何かをつかみ取っていかれる。


私は、その思いに、一点の曇りも迷いもありません。

苦しいときにこそ見える人の真実、

母が子を思う気持ちに、何のうそ偽りなどあろうはずがないのですから。









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