教材を選ぶ力

 2017-05-24
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以前、私の教室には、おもちゃの墓場というものがありました。

就学前のお子さんのレッスンを担当して間もない頃、高い値段で買ったおもちゃが、ことごとレッスンで役に立たなかった時期があるのです。

その教材を見て、子どもの動く姿が全くイメージできていなかった証拠です。

使えないおもちゃが山のようにたまってしまっていた、私の修業時代の苦い思い出の一つです。


いい絵本やおもちゃを選ぶことのできる保育士は、間違いなく相応の力量のある保育士です。

豊かな実践のある保育士は、おもちゃや本に出合った瞬間に、その絵本やおもちゃで生き生きと活動できる○○ちゃんの姿が思い浮かんでいるのです。

どんな活動も、まず子どもの育ちの実態があり、教育者としての願いがそこに生まれ、それをつなげる教材や活動を組み立てる。

その原則には、かわりがありません。


小規模保育園の子どもが、朝の時間に食いつくように取り組んでいる活動があります。

画像のような小さいボックスに大きなの違う大小の丸いキャップのような物を入れる活動です。

別に保育士がやらせようとしているのではなく、いつも子どもが夢中になって取り組んでいるのです。


手作りの知育玩具なのですが、ボックスはキラキラ、

入れる部分は、ボール紙で適度な弾力があり、すぐにスポット入ってしまわない所が、子どもの探求心や好奇心をくすぐっています。

試しに個別指導の場で使ってみましたが、案の定子どもの食いつきは抜群です。

もう一つこれに似た手づくり玩具のカード版もありますが、これも臨床実践場面での即戦力です。


何気ない所ほど、保育者としての力量の差が歴然と出るものです。

そのわずかな技量の向上こそが、私たちはそのプロとしての専門性の証であると考えているのです。










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Author:SHINOBU
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