積み上げてきたこと

 2017-04-17
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オープンから2週間が経ち、インクルーシブ教室白ゆりでの私の個別指導教室の環境もかなり整ってきました。

倉庫だった場所をリフォームしたのですが、この場所で本当に個別指導が出来るようになるものか、ずっと不安を抱えたままでどんどんと時間が過ぎていきました。


すべて用意したはずが、実際にレッスンを始めてみると、あれがない、これがないと、その都度に作成したり、文房具屋に直行したり、ホームセンターで材料を購入して細かい場所を徐々に整えていきました。

この場所は、駅にも近く、市役所・銀行・労働基準監督署・法務局などにも至近で、街中バイクも活用しながら、これまで以上に速やかに開業にかかわる業務を次々に迅速にこなしていくことが出来ました。

今では、すっかり私の仕事の拠点、手の届く所にすべてが整うこの部屋が、まさに私の仕事のコックピットとなり始めたのでした。


以前、発達支援センターに通ってくれていた子が、何人もこの教室にも通ってくれるようになりました。

今年年長さんになる男の子もその一人です。


メンタルがデリケートなお子さんで、これまではなかなかお母さんと分離してレッスンを受けることができませんでした。

ここでのマンツーマンでは、私はレッスンだけに集中し、記録やご案内、会計や手続き的なことはすべて別の職員が担当します。

ですから、小さな部屋に私と子ども、そして記録の先生、ご家族と4人が一緒に入ることも多いのです。


この日の記録の先生は、この子がまだ一人でレッスンを受けたことがないことを知りませんでしたから、子どもが教室に入るといつも通り、扉をパタンと閉じてしまいました。

元々初めての場所には、苦手なタイプのお子さんです。

これはマズいと思い、すぐに扉を開けてご家族のご案内をしようと思いましたが、なんとその子はすぐに用意していたプリントに、食いつくように取り組み始めました。

ついに、不安な気持ちより、学習を積み上げ、さらに向上していきたいという内発性が上回ってきたのです。


元々教科学習の基礎となる力はしっかりと身についていたお子さんです。

学びを通して、支援者とつながることにより、自己肯定感が高まり、そのことが必ず人としての望ましい成長につながっていくに違いない、

そう考え、ご家族と共にずっと歩んできた積み上げが、このタイミングで一つの結果を示すことになったわけです。


レッスンが終わって、お母さんの元へと帰ったこの子の表情は、以前のそれとは比べものにならないくらい輝いていました。

まさに信じてここに通い続けてくださったお母さんの完全勝利となったわけです。


これからこの教室で、子どもたちと一体どんなすてきな出会いがあるのでしょう?

複数の拠点、複数の教室をもつ喜び、

恵まれた環境と、これだけのレッスンを支えてくれる職員、


微力ですが、これからも一つでの多く豊かな教育実践を積み上げていきたい、

私は本当に幸せ者です。










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Author:SHINOBU
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