子どもの行動改善

 2016-11-04
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教育は先手、

私のレッスンは、いつも準備と事前の手立てが命で、万が一の場合の対応にも、待ってましたとばかりに対応できるように、と考えています。

しかし、今朝のレッスンでは、私がトイレに行っている際に、先に子どもが教室に入り、自分の学習席ではなく支援者席に座ってしまい、注意してもてこでも動かないというような状況になってしまいした。


このようすをご覧になったお母さんが、「どうしたらいいでしょう? 最近家でもこんな場面が多くて… 力づくで動かした方がいいでしょうか?」 と心配してくださいました。

私は、この子が学びに来ていることを確信していますから、こんなことで、今日のレッスンをパアにするはずかないと思っていました。

そこで、「まあ見ていてください、ちゃんと自分の意志で着席させますから」 とお伝えし、アプローチを開始しました。


きっと先生席に座って、いろいろと興味のあることをやってみたかったのでしょう、

でも、それ以上に、ここでの学習を楽しみにしているはずです、

一時的な欲求で、その基本的なデマンドが崩れるわずがない、というのが私の基本的な見立てです。


「○○ちゃん、そこは先生の席だから、そこに座っていると勉強はできないよ」

「いつもの所に座りなさい」

そう言っても、にやにや笑って動こうとしません。


「じゃあ、先生は一緒に勉強できないから、あっちの部屋にいくよ」

そう言うと、ちょっと表情が変わったのが見て取れました。

表出言語なんてなくても、ちゃんとコミュニケートがとれている証拠です。


3分ほど間をおいて戻ってみると、動きが少しそわそわし始めました。

やっぱり勉強がしたいに違いありません。


「そうか、残念、 あんなに先生楽しみしていたのに~」

「じゃあ、今日はこれでおしまいです」

バイバイ~、と私が言いかけた瞬間、その子は跳ね起きるように学習席に駆け足で戻っていきました。


「この子は、誰よりもポジティブで、向上心の願いの強いお子さんです」

「だからマイナス行動をしても、ちっとも得にならず、逆に心の中の向上心を満たすような場を作って、きちんと評価して足れば、マイナス行動を起こす動機も意味もなくなるのです」

「最後は少しトーンを落として、言うのがポイントですよ」 とその3分間の間に、応用行動分析のアプローチをお母さんにお伝えしておきました。
お母さんは、ものの5分も経たない間に、その子の体に触れることなく、きちんと学習席に座らせる私のかかわりを見て、「まるで目の前で魔法を見ているようだ」 と、とても驚かれていました。


子どもの成長を心の芯から信じているのが、教育者であり、教育者と子どもは相互の信頼感で結ばれた特別な関係です。

薬ではなく、教育の力で、子どもの望ましい行動変容と成長を目指していきたい。

私たちのチャレンジは、これからもずっと続いていくのです。






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Author:SHINOBU
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