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学習したバラバラのことをつなげる営み (SHINOBU流・個別教育計画)

 2008-07-24
今日は友里ちゃんの2回目の個別学習。

友里ちゃんは、割算の筆算も楽々出来ます。勉強が大好きな女の子です。

しかし、数図ブロックの9を見て、ぱっと「9」と答えるのではなく、いちいち「1・2・3・4・・・・・」と9まで数えます。

これは、具体物の「9」と数図ブロックのような半具体物の「9」と数詞の「9」と数字の「9」とが、まだしっかりとつながってきない証拠です。

おもしろいことに、数図ブロックを印刷したカードは、ぱっと見て「9」というのに、本物の数図ブロックとなると、また「1・2・3・4・・・・」と数えちゃいます。

印刷したカードと、本物の数図ブロックを横に並べて、これは同じだから、いちいち数えなくても「9」だとわかるよね? と言ったら、キツネにつままれたような顔をしました。

私は、心の中で「ふむふむ、もうつながる日は近い」と確信しました。

こうした学習したバラバラな知識は、じわりじわりつながるのではなく、その日その時、お風呂の中や、いかフライを食べているときに、突然つながります。

まさに脳内でニューロン&シナップスが、ネットワークを形成した瞬間です。

私は、何度もこうした瞬間に出会いました。

ある日、1年生の自閉症の男の子が、十の位の意味がわかったときに、「わかったー」と突然大きな声でさけんだことがあります。

その時の高揚した表情は、今でも目に焼き付いて離れません。

しかし、ただ口を開けて、饅頭が落ちて来るのを待っていても、なかなか思うようには行きません

あの手・この手で、周辺の刺激を送り続けておくことが重要です。

いくつかポイントをあげると

① 一日目は予備刺激(あせってはいけません。まずは予告編(呼び水くらい)で。

② 最低でも3回は、日にちを空けて、同じ刺激を繰り返す

③ もろに苦手なことだけに焦点を当てず、最初は得意なことに付け足す形で(絵+言葉=二系統同時刺激)を

④ つまずいたことを見通して、ふところに「必殺ヒントカード」の準備を

⑤ 小なるべくさなステップで一歩ずつ、できたら表やカードによる形成的評価で達成感を

と、いうところでしょうか?

発想としては、今その子のもっている学習のレパートリーを、広げ、体系づけてやる作業と言えるのかも知れません。

これを、就労とか、社会的自立とか、その子の成長と幸せという観点から優先順位をつけて、整理したら、それが現在のSHINOBU流の教育計画となるわけです。

まだまだ勉強して、改善していきたいとは思いますが、とにかく2回目の学習は、1回目よりいろいろなことが見えた収穫の多い学習になりました。

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