マイナス行動の無意味化

 2016-09-28
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ある子どもが、つみき遊びに夢中になって、なかなか次の活動に移れませんでした。

先生が、そのつみきを片付けようとしても、頑として言うことをききません。


しばらくそのつみき遊びが続いていましたが、タイミングを見て、別の先生がその子の大好きなアンパンマンの音の出る絵本を持ってきました。

○○ちゃん、先生とアンパンマンの絵本いっしょに見ない?

さあ、上手につみきの片づけができるかな?


そう言うと、その子はさっとつみきを片付けて、先生のひざの上で、アンパンマンの絵本を一緒に見ていました。

そして程なく、その子も集団の流れの中に入り、みんなと楽しく活動を始めました。


「時間が来たのだから、ちゃんと片付けなさい」

そう指導する先生の役割は大切です。


その先生がいればこそ、タイミングをみて別の先生は、その子のプラスの気持ちを引き出しながら、その子自らの手でつみきを片付けるようにうまくサポートすることができました。

やがては、こんなサポートの先生がいなくても、この子だけできちんと切り替えの出来る子に育てていくことが、私たちの育ての目標になるのです。


白ゆりの職員なら、リアルな保育の流れの中で、応用行動分析の手法を生かす取り組みをしてほしい、

研修会の中で、何度か私は、そう職員に話す機会がありました。


子どものマイナス行動の裏には、必ずその子の願いが隠されているはず、

ならば、そのエネルギーをうまく、プラスの行動へと導いて、即座にそのことをほめてやること、

そうすれば、もはや子どもにとって、マイナス行動を続ける意味がなくなるに違いない。


先日、初めて見学に来られたお母さんが、何とも言えない白ゆりのあたたかい子どもの笑顔を見て、驚いてお帰りになりました。

心通う場面では、マイナス行動なんて、何も意味がなくなるのです。


子どもの内発性を信じること、

言語があってもなくても、気持ちをしっかり通わせること、

さすれば子どもは、自ら必ず望ましい方向に向かって歩み始める。


たとえどんなに時間がかかろうが、それができない子どもはいない、

私たちの誇りと信念を支えるもの、

子どもの育ちに勝る宝は、何もないのです。





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