保護者の自己決定を支える

 2016-09-26
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私はこれまで、多くの保護者の皆様からのご相談を伺ってきました。

決めていただくのはご家族の皆様ですから、より豊かな自己決定をしていただけるよう、その内容を受け止め、状況を分析し、これまでの多くのケースがその後どうであったかなどの情報提供を行い、最後に私の率直な気持ちをお伝えさせていただくようににしています。


先日、5年生の男の子のケースで、転校するかどうか迷っているご家庭がありました。

ご両親で意見が分かれており、その双方とも妥当な理由があっただけに、判断に迷う局面でした。


相談の最後に、「SHINOBU先生ならどうされますか?」

そうお尋ねになりましたので、「きっと最後の最後まで検討するとは思いますが、私なら最終的に転校を選ぶと思います」とお伝えしました。

その場でお母さんは、わかりましたと一言だけおっしゃり、教室を後にされました。


お父さんも、就学前から、幾度となく私のレッスンをご覧いただいている方です。

ご相談の日は、お仕事でお越しくださることはできませんでしが、結局、転校の道を選択されました。


私の言ったあの一言が決定打になったと、後日お母さんはお伝えくださいました。

PTA会長までされているお父さんが、こうした経過の中で転校を決意されるには、相当に深いご判断が必要だったことでしょう。


そのお子様の、転校後の初のレッスンが昨日ありました。

「何組になった?」 と聞くと、「2組」 と元気よく答えてくれました。

多くを語らずとも、その学習に向かう横顔から、私には何かあたたかいものが、心の中に流れ込んでくるような気持ちになりました。


保護者の心のスイッチを押すに足る存在感と実績、

その決断力と状況分析力、そして何より子どもの気持ちを大切にする教育的で深い気持ち、


器でもない私が、そのことを保ち続けるのは、本当に苦しくもつらい作業です。

私が背負う責任は、もはや普通ではないのです。




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コメント
ブログ拝見させて頂きました。

今朝ゴミを出そうとゴミ集めをしていると、息子が私に近寄り「お手伝いす
る!」とくず入れの中身を一緒に袋詰めしてくれました。

初めての事に主人と顔を見合わせて驚きました。

「人の役にたてる時、人は幸せを感じる」

今息子が飛び込んだ新しい環境には、助けあう素敵な風景があるのでしょう。

あの時、先生の一言がなければ、今の息子の笑顔をみることもなく、悩み続けて
いたことと思います。

誰も動かすことの出来なかった主人の強い想いを変えてくださり、感謝するばか
りです。

大変難しい判断を、はっきりとおっしゃってくださったことで、迷いを打ち切
り、ただただ成功を信じ、努力することができました。

息子は新しい環境に慣れる大変さを、先生のレッスンから頂いた自信で跳ね返し
ています。

クラスのお子さんから「前からこのクラスにいたみたい・・・」とのお言葉を頂
く程です。

5年間先生と共に歩みを進めてこれたことが、このような奇跡的な結果をもたら
してくれたと感じています。

先生とご縁を頂けたことが何よりの幸せです。

どうぞ今後共ご指導よろしくお願い致します。
【2016/09/27 15:33】 | #- | [edit]












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Author:SHINOBU
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