汲めども尽きぬ水

 2016-06-07
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ダウン症のお子様のために、赤ちゃん体操を取り入れてから、もう何年になるでしょうか?


以前は、狭い2階建ての建物の中で行っていましたから、赤ちゃん体操の日には、机やいすなどの備品をすべて屋外に片付けなければなりませんでした。

今では、次々と資格をもつ職員も増え、バリアフリーの広いプレイルームの中にあって、ゆったりと行き届いた環境で、子どもたちを迎えることが出来るようになりました。

当時を考えると、まるで夢のような出来事です。


こうした取り組みを通して、物事を為すためには、高い志とそれを支えるパワーの2つが必要であることを学びました。


「子どもの幸せと成長を支える」

そういう高い志なくては、決して人は集いません。


そしてそれには、それを支えるパワーが不可欠で、そのためには経済的な基盤がどうしても必要となってきます。

どんな高い理念があったとしても、お金がない、お金は出さないでは、物事は一歩も動いてくれないのです。

逆に言えば、身銭が切れるかどうかが、その志の強さを示すのです。


私たちの事業は、利用実績に応じて給付金がいただけるシステムです。

利用者のニーズに合った質の高い療育を行えば、利用者が増え、そのことでいただいた資金をもって、さらにその質を高めていくことができるのです。


利用実績のなき者に、療育の質の高さは語れない、

利用実績のある者に、多くを語る必要はない、


大切なお子様を託していただけるということを、当たり前と思ってはいけない、

二度と帰って来ないお子様の大切な瞬間に、真心を込めずして、そこからは何も生まれない、

数ある療育機関の中から、こうして大切なお子様の育てを託されたことを、教育者としての何よりの誇りと受け止よう、

私はいつも、職員にそんなことを伝えながら、ここまで来ました。


この日、赤ちゃん体操を卒業する子がいました、

記念写真を一緒に撮る時に、その子は何度も何度も、私の顔を見つめるのです。


もうこれでいいや、

そんな色をした者の目を、子どもは決して見ようとはしません。


建物も出来たし、職員も増え、ある意味私は、ハンコさえ押せば給料をもらえるような身分になりました。

だからと言って、臨床実践から軸足をはずそうなんてことは、考えたことさえありません。


私は、私の生活が安定することが目的なのではなく、一人でも多くの子どもたちが、社会の中で自己実現していくことが目的なのです。

そのために働きたいのです。

もっともっとお役に立ちたいのです。

だとすれば、ここがゴールであろうなんてはずがありません。


その志が本物である限り、子どもは私の目をしっかりと見てくれる、

私はそう信じて、一歩でも前に進んでいきたいのです。






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Author:SHINOBU
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