学ぶ楽しさ 教える喜び (学習における楽しさと成果の相関係数)
2008-07-18
先日のDr との昼食の時の会話の一コマDr: 個別に子どもに勉強教えてるんだって? ペイできるの?
私: そりゃ無理です。教材準備や研究の時間的コストを考えると、倍の費用はかかります。かといって、たくさんの人数で、同じことをするなんて、できませんから。
Dr: だろうな? 君のやってることは、完全に福祉の領域で、補助金もらってやるようなことだよね。
私: 私は、社会福祉法人の一員ですから、営利より、法人の理念を優先したい。まあ、ある意味、自分ではごちそうをいただいていると思っています・・・
私は、45分の個別指導で、2,500円いただいています。払う方にとっては、高額だと認識しています。ですが、いただく方としては、コスト的には、割はあいません。個別の教材づくりや研究に相当な費用がかかりますから、現時点で独立採算は不可能です。
先日ある自治体から、特別支援教育巡回相談員のお話をいただきましたが、時給2,640円×1日6時間ということでした。金額だけのことを考えると、こっちの話の方が、おいしい話かも知れません。
図書館へ行ったり、本屋に行ったり、教材をつくったり・・・
しかし、これが実に楽しいのです。やらされてる感0%。手応え十分です。
教員時代にできなかった、納得のいくまでの教材準備ができるのが、何よりの幸せです。
小学校の学級担任であれば、1日5〜6時間、違った教科の指導をします。教科指導の他に、校務分担、各種会議や出張、集金や報告書の作成、生活指導、宿題やテストの採点、通知票や指導要録の記入など、殺人的な内容の仕事を毎日こなし、家に帰ると子育てや地域の役員なんかもあります。
いったい6時間の授業準備をいつできるのでしょうか?
多くの先生は、次の日の授業について、しっくりと時間をかけて納得するまで研究したい、と思っています。ですが、そんな時間的なゆとりはないので、これまでの積み上げた経験や技術、同じ学年の先生と教科を分担して、準備をするなどの工夫を重ねながら、毎日少しでも納得のいく授業ができるように奮闘努力をしています。
しかし、そんなことはもうとっくにあきらめて、「え〜っと、昨日はどこまでやったっけ。じゃあ、今日は次の所から、順番に一人ずつ読んでみよう〜♪」みたいな感じで、お気楽にしている先生もいます。
周到な準備も必要ですが、実際の子どもの反応に柔軟に対応する力量やゆとりも必要なわけで、ここらがまた、不思議なところです。
ただ言えることは、子どもが楽しそうでない、教えていて手応えを感じていない、そういう時は、やはり学習が停滞している時です。逆に言えば、教える側が楽しいと感じているときは、やっぱり、子どもの学習の成果も向上しています。
つまり、学習におけり楽しさと成果の相関係数は、かなり高いのではないかと思います。
家庭で教えていても、こっちが苦しんでいるときには、やっぱりお子さんも苦しいわけです。
そこで勢いで押し切れちゃう場合はいいのですが、そうでない場合は、やっぱり方法や内容の見直し、つまり、楽しく勉強を進めていくための改善が必要だと考えるべきではないでしょうか?
例えば、そう言うときには、学習内容をワンランク下げて、少しずつ階段を登り、一定の所まで到達したら、きちんとほめる、このプラスのサイクルに巻き戻していくことじゃないでしょうか?
教える自分が楽しく感じてない、と感じて修正できる感覚が備わることは、かなり自分自身の力量アップにつながることだと思います。
うちの子、先生のこと、大好きみたい
この言葉が、今の私を支えています。どんなに時間がかかろうが、どんなにコストがかかろうが、やってて楽しいし、すごい幸せを感じています。
もう夏休みになりますよね。みなさん、1学期お疲れ様でした。
特に夏休み期間をチャンスと考えておられるならば、つまった時にはワンランク下げ、できたらほめるのサイクルにのせ、楽しい勉強でさらに発展! てな発想で、やってみられてはいかがなものでしょうか?
かなりのおすすめなんですけどね!
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