多様性と共生社会

 2016-05-28
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朝一番に、こども園の男の子のレッスンをしました。

こども園から、発達支援センターまでの道のりは、わずか10分足らずの道のりになります。


その子の手を引きながら一緒に歩いていると、同じクラスの男の子が、笑顔いっぱいに手を振って声をかけてくれました。

すると今度は、すぐに別の保護者の方から、「今日は発達支援センターで、お勉強なの?がんばっておいで」 と、やさしく声をかけられました。


10歩歩けば別の子が、また10歩歩けば別な保護者がと、次から次へと声をかけてくれます。

どれだけこの子が、みんなから愛され慕われているか、本当に驚いてしまいました。

おそらくは、この子抜きのクラス運営など、もはや考えられないと感じました


私は個別指導の実践者ですから、それぞれの子どもの特性に応じた専門的で豊かな教育の必要性を、誰よりも大切にしている一人です。

ですがそれは、その子が所属集団や社会の中にしっかりと居場所があればこそ生きるのであって、集団から分離して小さな部屋で療育をすれば、あたかもそれが専門的な教育と考えるのは、大きな勘違いだと考えています。


これまで何十年にわたり脈々と続けれれてきた日本の分離教育を、頭から否定しているのではありません。

それよりむしろ、それぞれの人がそれぞれの持ち味を生かして、社会の中で生き生きと暮らす共生社会の実現に向けて、地域や集団での基盤がしっかりと構成され、そのうえでその子の特性に応じた豊かで専門性の高い教育の場を構成していくことこそが、これからの日本の教育が目指していく形であると信じているのです。


インクルージョンとは、そういうこと。

お題目は、誰でも共感していただけますが、こと具体となると、たったこれだけのことがなかなかすぐには理解してもらえません。


みんな同じ服を着て、みんな同じ方向を向いている、

果たしてそれが、本当にあるべき姿なのでしょうか?


よそ者や自分とは違うものを受け入れない風土、

何々は何々であるべきという固定的な価値観、


四角いビルが整然と並ぶ風景よりも、本当に美しい自然の中では、すべての生物がそれぞれに豊かに暮らしているのです。

















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