人はこうして言語を学ぶ

 2016-05-14
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この画像は、今ある幼稚園の男の子との活動に使っている絵本の1ページです。

よく見ると中に、「こうばん」とか「やきたてパン」という文字が伺えます。


男の子はそれを指差し、得意げな顔で 「こうばん」 と私に教えてくれます。

一方支援者の私も、絵本の世界をこの子と共有しているわけですから、たとえ表出言語が少し不明瞭であったとしても、しっかりキャッチして、その内容を子どもに返すことができます。


言葉には、内言語(理解言語)・文字言語(インプット・アウトプット)・聴覚性の言語(聞き言葉・話し言葉)など様々な顔があるのです。

大人は、「きりん」と読めば、すぐさまキリンのイメージや知識を結び付けてとらえられるようになっていますが、子どもは大人と同じではありません。

たとえ「きりん」と読んだとしても、文字言語を音声化するのに精一杯で、まだイメージ化出来にくい場面だって多いのです。

そこパイプを太く豊かにつなげていくのが、言語・コミュニケーション指導のダイナミズムであると、私はとらえています。


「こうばん」と読んだ文字の下には、この子の大好きなパトカーが止まっています。

4つの文字を認知し、それにおまわりさんのいるところというイメージがつながり、一つ一つの文字の音声化がより確かなものへと育っていきます。


かれんちゃんから始まって、私は多くの子の言語習得のプロセスを目の当たりに見てきました。

半年前には、ほとんど言語表出の見られなかったこの子も、ここに来て表出言語の爆発期を迎えようとしています。


意味のある活動、夢のある活動、方向感のあるレッスンは、やっていて本当に楽しい、

絵本こそ、私と子どもの心をつなぐ大切な宝物、

本当にステキな教材です。




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Author:SHINOBU
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