しっかりと学びに打ちこんだ子

 2016-05-08
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私は今、チームとして事業を行っているので、スタッフの人選は生命線です。

ご縁があって、特別支援教育を学ぶ学生が、これまで何人もアルバイトとして働いてくれました。


ある学生が、応用行動分析について、かなりしっかり学んでいました。

学生としては、相当の力量だと感じました。


しかし、その子が、リアルな実践現場で即戦力となるかどうかといえば、それははっきりとNOという答えになります。

たかが学生が、ちょっとくらい学んだからといって、プロのフィールドで即通用するレベルにはなりません。


逆に、「私は文献研究ばかりやってきて、実践については素人同然です。先生方の指導を見て、一から学んでいきたいと思っています」 と、言う子は魅力的です。

何年も経たないうちにきっと、子どもの心に寄り添う、いっぱしの実践者へとなっていくことでしょう。



学生時代に自分の研究に真摯に打ち込んだ子は、現場に来て必ず花開く、

もしも私が採用するなら、小手先のテクニックをもった子ではなく、大学でしっかりと学びに打ち込んだ子の方を選びます。


人は、学びに真剣に打ち込むことによって、自尊心を培っていくのです。

因数分解が出来たところで、因数分解そのものが生活や将来の何かに直接役に立つことは稀です。

でも、学びそのものををおろそかにする所から、何も大切なものは生まれて来ません。


障がいのある子どもの学びに真剣に寄り添ったことがある者なら、「障がい児は、勉強が嫌い」 なんてことを、思ったこともないはずです。

むしろ、誰よりも良質の学びを欲しがっているのです。


「こんな子に勉強させても無駄」 だと、平気で言う人がいました。

では、お尋ねしますが、あなたが高校で習った因数分解の何が、あなたの将来に役に立ったと言えるのでしょうか?


学びに真剣に立ち向かうことから、人は自分自身に対する肯定感を培い、アイデンティティーを確立し、自立への扉を開いていくのです。


学んでも無駄という言葉は、生きていても無駄だ、という宣告にも等しいと、私は思っています。


この子たちから、大切な学びの場を奪わないでほしい、

いつもキラキラととした目で教材を見つめる子どものうしろ姿が、私の目には、何よりも愛おしく映るのです。




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Author:SHINOBU
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