「障がい児は分けて育てる」 という感覚

 2016-03-14
私が、大学院にいた頃に、諸外国のインクルージョンの概念を学ぶ機会がありました。

そのことを知ったとき、感動で胸が震えたことを今でもはっきりと覚えています。

逆に言えば、それだけこれまで暮らしてきた世界は、インクルージョンとはほど遠いものであったことを示しているのかも知れません。


個別支援の活動を始めてから、海外で暮らす何人もの方が、私の教室を訪ねてくださいました。

そのお話をお伺いするたびに、ありのままを受け入れず、画一性のみを重んじる日本の風土が浮き彫りになって見えてきました。


私は日本が大好きです。

この国に生まれ、暮らしてきたことを喜びに感じていますし、他の国に真似のできない誇るべきことが数多くあると信じています。

だからこそ今、多様性を尊ぶインクルージョンの文化を、実践を通して、教育の中にしっかり根付かせたいと願っているのです。


多くの人の心の根元に張り付いて離れない、「障がい児は分けて育てるもの」 という感覚を、一日も早く払しょくしたい、

今から10年前と今では、その感覚に大きな変化が見られているように、間違いなく次の10年で、分けて育てない育ての感覚が教育のスタンダードモデルになるのは、確実です。


いくら拒もうが、誰が抵抗しようが、世界の潮流の中で、日本の感覚だけが取り残されていくことなんて、あるはずがありません。

要は、1日も早く、そういう感覚で、子ども育ての体制を根本から整えなおすことが大切です。


白ゆり保育園は、この4月から認定こども園に移行し、発達支援センターが何人もの子が、この機に認こども園に入園することが決まっています。

地域の中、集団の中にしっかりとした居場所があって、さらにその上で、その子の育ちに応じた専門的で行き届いたサポートの場を整える、


私たちが全国に提案する子ども育ての新しいスタンダードが、今まさに始まろうとしているのです。







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コメント
できる子とできない子を同時に教育するのは、ある意味理想です。
そこでお互いが学ぶことも多いでしょうし、できる子にはできない子の存在を知らせ、積極的な利他主義による共恵社会を構築するためには必要不可欠だと思います。
しかしこのインクルージョンは、得てしてお互いの成長を阻害することもあるという事を認識すべきです。
大事なことは、できる子にはできる子の、またできない子はできない子なりの教育や学習進度ががあって然るべきだという事です。
できない子に、できる子と同じ事を強要したり、できる子にずっとできない子と同じ事を強要することは、非合理的です。

大事なことは、「差別する」ではなく「区別」するということです。
区別し、それにぞれに最適な教育の機会を与えることは非常に合理的です。
大事なことは前述しました通り「積極的な利他主義による共恵社会」の構築です。
できる子にはできない子のために何をすべきか、を教育すべきで、できない子にはできることを少しずつ増やしていく、ということが教育では最も大事だと思います。

欧米では、この合理的な考え方は深く浸透し、障害児には日本より手厚い教育がありますし、就職の際も同様です。

どのような子供にも、「できる事はドントン進め できないことはゆっくりと」という方針で、適宜適切な教育がそこにあるべきだと思います。

単純に、一緒に学ばせればいいというのは、少し誤解を招く恐れがあるので、もっと詳細を表示すべきと考えます。

【2016/03/14 11:09】 | あっちゃん先生 #- | [edit]
コメントありがとうございます。


私は、「地域の中、集団の中にしっかりとした居場所があって、さらにその上で、その子の育ちに応じた専門的で行き届いたサポートの場を整える」と記したわけで、「単純に一緒に学ばせばよい」と書いたことは一度もないはずです。

その詳細をお伝えするために、日々の実践を、このブログを通してお伝えしようと思っているのです。


何卒、ご理解の程よろしくお願いいたします。
【2016/03/14 12:39】 | SHINOBU #- | [edit]












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