一般の高校への合格

 2016-02-13
12月24日の記事で、一般の高校の入学に向けて、必死の思いで取り組んでいる母子のことをご紹介しました。

母子の旅路 (H24,12,24)


先週が入試の日、そして昨日がその発表の日でした。

朝から私は、スマホに何度も目をやりながら、「どうか電話がかかってきてくれ」 と気が気ではありませんでした。


その電話が鳴ったのは、午後4時前のことでした。

「先生、合格しました」

そのときこそ、私たちの待ち望んだことが、ついに現実のものとなった瞬間です。


志望校を決めてからの、彼の取り組みは、とてもではないけれど尋常なものではありませんでした。

この成績では受からない、進路変更をしなさいと、面談の際にはっきりと言われたもありました。


たとえ頑張っていても、その可能性は低い、

落ちたときの落胆を考えれば、早く受験をあきらめさせたほうが良いのかもしれない、

そんな考えが、お母さんの頭を何度もよぎったと聞きました。


しかし、志望校を決めてからの彼には、その表情に大きな変化が見られました。

私のレッスン中に、ドミノを並べて遊んでいたころの彼の面影は、遠い過去のものとなっていきました。

それこそ、1瞬1秒を惜しみ、正月も返上して受験に取り組む彼の姿が、それに代わっていきました。


ひき算すら苦手だった彼が、果敢に方程式に挑んで行き始めました。

あれほど抵抗感のあった漢字の学習にも、集中して取り組んで行くようになりました。


職場体験 → 学校見学

一連の流れの中から、彼は自分のアイデンティティをしっかりと確立して行き始めました。


このところ私の教室の生徒は、4人連続で合格率100%、

奇跡のような高校受験の合格を、次々と勝ち取っていきました。


数年前、倉敷の親の会で講演をさせていただいたことがきっかけで、お母さんは私の教室にご相談にお越しくださいました。

教科に真剣に取り組むことによって芽生える、本人の自尊心とアイデンティティー、

その大切さを、この子との歩みは、また格段に輝くように実証してくれました。


いつだったか、一緒に外でバトミントンをして、それを遠くからお母さんが眺めていたことがありました。

私のしたことは、ほんのちっぽけな支えであったに違いありません。

しかし、彼と歩んだ学びの時間そのものは、彼にとっても私にとっても、きっと生涯にわたっての大切なメモリーとなることでしょう。


合格、おめでとう

次は専門学校への進学だって?


そういえばその4人のうちの一番先輩が、その専門学校で何か表彰されたんだとかで、先週お母さんから電話がかかってきました。

先生もなかなか忙しくなってきましたが、ずっとずっとここにいますから・・


彼にとっては、白ゆりもここで一旦の区切り、

お母さんが私に託された願いを、裏切ることにならなくて本当によかった、

君のがんばりこそが、後に続くこのきっと大きなエネルギーとなっていくのです。








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