母子の旅路

 2015-12-24
隔週で日曜日に通ってくれている中学3年生の男の子がいます。

中3になり、高校進学のために、いくつかの学校に見学に行きました。


その中の、ある理科系の、あるコースの見学が、彼の心に強烈なインパクトを与えました。

どうしてもぼくは、この高校に進学したい、

そこから、今までとは全く違った彼の旅路がスタートしました。


私の教室には、日曜日の夕方に通ってくれていますが、その日も朝からずっと勉強し、その勉強を中断して私の所に来てくれているようです。

45分の勉強時間も、以前は、後半はレクレーションみたいになっていましたが、最近は1分たりともおろそかにしないといった集中モードで学習に取り組んでくれています。

随所で学力も伸びてきており、困難な課題にも食らいついてくるようになりました。


先日中学で、進学に向けた三者面談があったみたいでした。

この点数ではとても難しい、そんな内容を先生から告げられたと聞きます。

それでも彼は、ひるむことなく、その高校を専願で受験する意志は、微動だにしなかったそうです。


母としては、合格しなかった場合のことが心配で、何とも複雑な思いになられているようです。

無理もないことです。

だからといって、今この子から、その目標を奪い取るようなことが出来るはずもありません。


「これまで何度か、似たようなケースに寄り添ってきました。奇跡みたいなことは何度も目にしてきましたが、胸を痛めるようなことは一度もありませんでした」

「満願成就ならそれでよし。そうでなくとも、ここまで真剣に取り組む中から、彼の人生にとってマイナスなことが生まれようはずがない。きっとそれ以上に、他では変えることのことの出来ない大切なものを、彼は手に入れていくに違いありません。神様は、いつも同じ顔では現れません」


教室をあとにする母子の後ろ姿をみつめながら、私の胸にはそんな思いがこみ上げてきたのでありました。





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Author:SHINOBU
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