1年生で脳性マヒのお子さんを教えたこと

 2008-02-22
今からもう10年以上も前のことになりますが,1年生の学級担任として,脳性マヒのお子さんの担任をさせていただいたことがあります。

当時は,今と違って,就学指導委員会から,かなり強烈に養護学校へ入学を勧める指導があったことと思います。しかし,ご家族の強い願いと信念で,通常学級で入学式を迎えることとなりました。

私はと言えば,そのころはまだ,養護学校の免許も何もなく,ただのふつうの?学級担任でした。このときの思い出といえば,「本当に楽しい1年間だった」ということだけです。

学力の面で,どれだけの力をつけたか?と問われれば,お恥ずかしい思いも多少ありますが,少なくとも,担任として負担を感じたことは,全くと言っていい程ありませんでした。

それはなぜだと思いますか?答えは「周りの子が育つ」からです。

脳性マヒのお子さんですから,歩くのもぎこちなく,給食当番も,ある意味ヒヤヒヤものだったかも知れません。でも,周りの子の支えは,ほほえまし,くすばらしいもので,担任としては,毎日学校へ行くのが楽しくて仕方ありませんでした。お母さんからも,何度も感謝のお言葉をいただき,本当に幸せな毎日でした。

学力の保障,将来まで見据えた系統的・計画的な個別指導計画,個別のニーズに寄り添った専門的な指導など,考えていかなくてはならない点もたくさんあったことでしょう。でも,そのお子さんとご家族にとって,決してこの1年が意味の無いものであったとは,決して思えないのです。

その子は3年生から,お父さんの転勤で,横浜へ転校して行きました。振り返れば,この1年の体験が,ぼくの人生を大きく方向付けることになりました。

今,どうしているんでしょう。機会があれば,会いたいです。きっと1年3組にいた子どもたちの心にも,この1年の時の体験は,心の底で,ずっと息づいていることでしょう。

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【2008/02/22 16:43】 | Devil+god+dragon+monster #- | [edit]












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Author:SHINOBU
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