形だけのインクルージョン(サンタにもらう漢字ドリル)

 2015-12-20
今年1年生になった男の子が、週末のレッスンに来てくれました。

「サンタさんに、何たのんだの?」

私がそう尋ねると、その子は笑顔いっぱいで 「漢字ドリル」 と答えました。

支援学級に通うその子は、みんなと同じ漢字ドリルが何よりもほしかったのです。


それは、奇しくも9年前、今中学3年生になる花子ちゃんが、小学校1年生だった時と、同じ光景でした。

「それは、私の息子が1年生のときも、全く同じでした」

後ろで私たちのレッスンを見ていた白ゆりの指導員も、そう口を揃えました。


「私もみんなと同じ漢字ドリルがほしい」

私の横で、ノートにポタポタと大粒の涙をこぼしたあの日のことを、9年経った今も、私は片時も忘れることができません。


先日、今ドイツに行っている男の子のお母さんからメールをいただきました。

「ドイツの国内法では、障害のある子もない子も同じく、普通の幼稚園に通わせないといけないという法律がある・・」


漢字ドリルをサンタにたのむ・・・

どうして彼のもとには、みんなと同じ漢字ドリルが届かないのでしょうか?

私の教室では、あんなにはりきって毎回漢字練習に取り組んでいるのに、


花子ちゃんは、中学生になり、劇的な書字改善の成長を見せました、

今では、真綿に水が吸い込まれるように、すごい勢いで学習に取り組んでいます。

もしもあのまま、適切な学習環境を提供できないまま、この書字改善がなされなかったとしたら、とりかえしのつかない大きな社会的な損失であったと私は考えています。


お題目だけのインクルージョンなんか、もういらない、

子どもの可能性を信じない教育者なら、いないほうがまし、

本当のサンタクロースは、いったいいつになったら、日本にもやって来るのでしょうか?







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