マニュアル化出来ないこと

 2015-12-06
医学の分野でも、建設の分野でも、優れた技法などが開発されれば、瞬く間に全国で共有されるシステムが構築されており、その業界全体の技術向上につながっています。

教育の分野でも、発達にかかわる分野で、すぐれた実践などがもっともっと共有化され、多くの教育者のレベルアップにつながっていけばと願わずにいられません。


先日、ある教材を担当の職員につくってもらいました。

すぐに私の指示した通りに作成してくれ、その日のうちに実践現場で使用してみました。


ところが、同じ教材をその職員が使っても、子どもの目が一向に輝かない、

なので、「みててごらん、これはこんなふうに使うんだよ」 とその職員の目の前で使って見せました。

同じプリントでありながら、その子は弾むようにその教材に食いつき、担当の職員は目を丸くしていました。


どうしてこうまで違うのかという理由を語り始めたら、10分や20分では足りません。


私は18歳の時から教育の勉強を始めて、もう40年にもなろうとしています。

その奥義という部分を短い言葉にまとめたり、本にしたりすることは出来ます。


このブログでも、実践例は数多く紹介してきたし、講演会などでも惜しげもなく、そのポイントは示してきました。

だからと言って、それを知ったから、明日からすぐに本当に出来るかといえば、そういうものでもありません。

実践現場で、私が合格というまでの力を付けるには、そばにいて毎日鍛え上げたとしても、最低でも3年はかかると思っています。


噺家や写真家や、芸術家や、舞台芸人、料理人、スタイリストなど、プロですから皆、全員免許皆伝、

マニュアル通りのことは誰にも出来ますが、行列のできる店とつぶれる店とがあるのです。


職人のこの領域の話になると、それはやはり、弟子入りして学ぶ以外の方法はないと、私は思っています。

この職員は、チームの一員ととして、そういうことを学びながら、私には出来ない持ち味で、今子どもたちのために貢献してくれています。


私が個人として追及していくべきここと、組織人としてしなくてはならないこと、

そういうことをしっかりと見据えながら、一歩ずつ前に進んでいきたいと思っているのです。








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