基盤さえできれば

 2015-12-03
先日、ある1年生の女の子のレッスンがありました。

3歳の頃からレッスンをさせていただいていましたが、就学前にご主人のお仕事の関係で岡山から転居され、今ではお母さんんのご実家のある大阪の教室に通ってくれています。


小さい頃は、着席し、落ち着いて学習することが苦手なタイプのお子さんでした。

言語によるコミュニケートが十分にとれないことが、こうした行動の課題に結びついているように感じていました。


レッスンを積み重ねていくたびに、非言語ではありますが、活動を通したコミュニケーションが図れるようになりました。

絵カードや紙芝居などに生き生きと取り組み始め、心の通い合いとはこういうことなんだと、たくさんのことをこの子とのレッスンを通して学んでいき、いつの間にか、私にとってかけがえのない子どもの一人となっていきました。


先日のレッスンでこの子は、「アンパンマン」などたくさんの言語表出をみせ、「さようなら」 とあいさつをして帰りました。

数の認知や書字など、まだまだ伸びていってほしい内容はたくさんあります。

しかしながら、こんなふうに言葉を通して、コミュニケートができる場面に遭遇できたことは、私にとっても大変な喜びとなりました。


私が、何ごとにもあきらめず子どもの可能性を信じられる、その源泉は、きっとこうした場面に出会ってきたからに他なりません。

基盤さえできれば、そこに何かを積み上げていく学習は、本当にたのしいもの、

言語によるコミュニケートのパイプがつながったことにより、さらに豊かな可能性がこの子の前に広がっていくに違いありません。


先生のレッスンを受けにいくということで、私は大阪の実家に行きやすくなります、

お母さんは、そんなふうに笑っておられました。


母の愛情と信念が、きっとこの子の言葉の扉をこじ開けたに違いありません。

私はこうした母の気持ちを支えるためにも、自分に与えられたレッスンの一つ一つに真心を込めて取り組んでいきたい。


3歳になるまえから、ずっとずっとこの子の育ちにそり添ってこられた幸せ、

幼稚園の先生といろいろあった出来事も、今となっては、なんだかなつかしく感じます。


このお母さんが、何をもって私に、お子さんを託し続けてくださるのか、

そのお気持ちをしっかり受けとめながら、これからもずっと共に歩み続けていきたいと、心から願っているのです。







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Author:SHINOBU
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