強くて深い気持ち

 2015-11-26
DSC00578.jpg







費用や時間のこともあって、私のレッスンは、月に1回であったり2回であったり、多くても週に1回くらいとなっています。

毎日ではないかからこそ、そこに私のなすべき役割があると信じ、他の機関ではできにくい内容を焦点化して取り組んでいるのです。


そんな中、1回たった30分のレッスンのため、週2回通って来てくれている子がいます。

地域的に言えば、やや遠方からお越しくださっているのですが、いろいろな経過から、週に2回通ってくださることになったのです。


どちらかといえば、最初の頃はかなり苦戦していたことを覚えています。

決してすぐに思い通りに行ったというわけではなく、エラーの度に、その行動を維持している要因について仮説を立て、その背景を読み解きながら、より望ましい学習にしていくための工夫をあれやこれやと繰り返しながらここまで来ました。


雨の日も、風の日も、レッスンが始まる10分以上も前に控室でスタンバイしてくださっていました。

このお気持ちには、何としても応えなければならないと、プレッシャーも決して小さくはありませんでした。


当初は、パズルを放り投げる場面も何度かありました。

でも、いつの間にかそのパズルも得意になり、それを見たお母さんが目を丸くされていました。


エラーを乗り越えていくたに、私と彼との信頼感は確実に増してきました。

言語表出言語は少なくとも、活動を媒介としたコミュニケーションレベルは、決して他者が入りきれないくらい高いものになってきました。


ほとんど表出言語がなかったはずの彼でしたが、指導訓練室から何度も何度も聞こえてくる楽しそうな声に、お母さんが 「あの声は本当にうちの子の声なんですよね」 と信じられないという表情を浮かべておられました。

何という充実感、

この頃では、その週2回のレッスンが、私も待ち遠しくてたまらなくなってきました。


このことは、本当は、私が引き起こしたことでも何でもありません。

すべては、このお母さんの深くて強い気持ちが私に乗り移り、そのオーラが私の手足を勝手に動かして実現させたのです。


母の思いは、きっと何かを突き動かしていく。

この子との実践のあゆみが、また私を、1段高いステージへと押し上げてくれたのです。









にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ

↑ 大切さを全国に伝えたい! 応援の1クリックを よろしくお願いします。
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://shinobu1.blog117.fc2.com/tb.php/1887-f63079a4
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
Author:SHINOBU
新大阪教室

bnr_personal-osaka.jpg

今までにご覧いただいた方
 

百万アクセスまでがんばりたい

カテゴリ
最近の記事
月別アーカイブ