教育のリーダー

 2015-11-02
学校現場にいてよく思ったことですが、子どもからも親からも慕われる優秀な先生は、すぐに教育委員会や管理職に引き抜かれて、臨床の最前線いる機会がかなり短くなってしまう傾向があります。

スポーツ選手でも、ドクターでも、臨床の最前線にいる者のほうが、監督や管理職より給料も多いし、実績も評価されるのに、教育界がこれではスーパースターみたいな先生は育たないと、危惧したものです。


私は実践者としてのモチベーションは高いのですが、管理者としての能力は並以下だと思っています。

管理者でありながら、実践から一歩も軸足を移さないでいたのは、そういう自分の特性を思い知っていたからです。


教育実践を積み上げていくのは、本当に楽しいものです。

「土曜日も日曜日も休みなしで大変ですね」

これまで何人もの方にそう言われました。

別にそれほどお金に困っているわけでもないので、嫌ならすぐにでもやめればいいのですが、それが大変だと思ったことなど一度もありませんし、やめたいとは決して思いません。

これがなければ、自分がしょぼくれてしまうのを、一番知っているのは自分自身であるからです。


いつの頃からか、こんなふうに教員をやめてまで、好き放題の仕事ができるのは、自分が特別に恵まれた環境にいるからだと思うようになりました。

多くの人は、実践現場にいたくても、そんなわがままは言わせてもらえないのだと、思うようになりました。


気が付くと、白ゆりの発達支援は、月間利用者数が700人にも迫る、通所支援事業所としては最大級の事業規模になっていました。

一人一人の子どもとご家族に寄り添う支援を標榜し、管理職でありながら、臨床の最前線で日々取り組む白ゆりの育てが、多くの方のご支持をいただいた結果と思っています。

私がどんなに実践現場で頑張ろうが、それはそれで意味のあることですが、だからと言ってここまでの規模になると、管理者としての責任の重さが普通ではなくなってきました。


私が実践現場に居続け、白ゆりらしさを保っていくためには、管理者としての責任を、今後人並み以上に成し遂げなければならないと思うようになりました。

そういう意味で、休み返上で働こうが何だろうが、私はやりたいこと自由にやってきただけで、そんなことは偉くも何ともありません。

同じ環境にいる者ならきっと誰でもできたことで、管理者としては全く甘く、心がけが不十分であったと猛省しています。


臨床から去るくらいなら、私は管理者を先に辞めます。

それが教育者としての、私の誇りです。


豊かな臨床を積み上げ、今後も多くの子どもたちとご家族の願いにかなう仕事を続けられるのであれば、組織のリーダーとしての仕事を一人前に成し遂げ、後進を育て、組織を盤石にしたのちにまた一人の実践者に戻ろう、

そう心に誓いました。


私に残された時間は、無限ではありません、

主体者としての子どもとご家族の願いにかなう新しい教育の形を臨床場面で具現化し、それを世に問い、教育の新しいうねりを巻き起こしたい。


すべては子どもの成長と、ご家族の幸せにために








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【2016/01/31 15:29】 | # | [edit]












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