応用行動分析を使いこなす才覚

 2015-08-13
先日、就学前のグループレッスンで、どうしてもある子の行動については、そのままにしておけないと感じました。

職員はこれまで、何度行動改善にかかわる対応の仕方については、論理的なことも、実践的なことも、継続的に学んできていますから、具体的なことについて、これほど緊急な対応を私のほうから求めたのは、今回が初のケースになります。


具体的な子どもの行動改善について、

1) その子が「なぜそんな行動をするのか背景や心理的なメカニズムを探ること 

2) その子がその行動を起こすことにより、何を求めたり、何を得たりしているかを明らかにすること 

3) その行動を引き起こすに至る先行要因を洗い出し、分析的に整理すること

4) より望ましい行動の第一ステップを具体的にどんなふうにイメージし、そうした行動を生起させるための先行刺激を具体的に準備すること

5) キーパーソンや担当、人的なシフトを見つめなおすこと

6) 望ましい行動ができたときの強化をしっかり行い、望ましくない行動自体を無意味化させること


「このくらいのことが出来ないようでは、プロの支援者としてのの資格はない」

私は、そのように職員に伝えましたが、うちの職員なら必ず解決できるという確信をもっての指示でした。

そして、その解決のプロセスを共有化することにより、チームとしての力量が一段と確かなものになっていくだろうと期待していました。


翌日のお迎えのとき、私は遠く離れた場所からその子のようすを伺っていました。

笑顔いっぱいにお母さんに抱きかかえられて、駐車場に向かう姿をずっと見つめていました。

前日とは打って変わった、輝く表情がそこにありました。


支援の方略や手順が明確で、目標の価値が高く、職員の意識がしっかりとしていれば、こんなにも早く結果が出てくるものかと、私の方が驚いたものでした。


現実に、子どもの問題行動が、その障がいのせいとすり替えらてしまうことは、悲しいかな多々あることです。

変わらなければならないのは、一体誰なのか?


支援者の力量不足を、子どものせいにされては、家族はたまったものではありません。

子どもにならない子どもの声を、しっかりとキャッチできてこそ、初めてそこから大切なことが見えてくるのです。







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