多様性を受け入れる豊饒

 2015-08-11
「白ゆりに来ると、何だか子どもの表情が柔らかくなる」

母さん方から、何度もそのようなお言葉をいただきました。


同じ年齢、同じ特性、同じ認知処理様式の子に共通することを理解して、その子に一番合った育てをすることは、とても大切なことだと考えています。

しかし、分離しただけで、それでもう何だか行き届いた教育が行われているように思うのは、適切ではありません。

分けること自体が大切なのではなく、そこでどんな豊かな教育が行われるかということの方が、はるかに重要なのです。


白ゆりには、まだ独立歩行もおぼつかない小さなお子様から、来年就学を控え、りっぱなお兄ちゃん・お姉ちゃんに成長した子までさまざまです。


もしも、みんなが真っ白な服をきているのに、自分だけ赤い服を着ていたら、いったいどんな気持ちになるでしょう。

逆に、もしも世界の様々な国から、様々な民族衣装をまとった方がそこにいたとしたら、自分は日本人らしくゆかたや着物を着てみたいという気持ちにはならないでしょうか?


他者の独自性を尊重するということは、自分の肯定感やアイデンティティを高めていくのと同じことだと考えています。


別の子が、先生に受け入れられている姿を見て、心通う姿にふれて、その子は自然にそこに自分の姿を投影しながら、心寄せ、信頼の絆を深めていく、

白ゆりの子の表情が柔らかくなるメカニズムは、きっとそのようなことであろうと、私は考えています。


他者に優しい子は、必ず自分の命を大切にする子に育ちます。

自分の命の大切さを感じている子は、必ず他者の存在を受け入れる子に育ちます。


多様性を受け入れる豊饒、

人の真実は、きっとそんなところにあるのだと、私は思っているのです。






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