勝ち抜く母と 去りゆく母

 2015-07-21
就学前からずっと、岡山の教室でレッスンを続けてくれていた女の子のご家族が、この春に、お父さんのお仕事の都合で福岡に引っ越されていきました。

どちらかと言えば、新しい環境が苦手なタイプのお子さんで、小学校への入学と転居が重なり、色々な面でハードなことも多かったのではないかと思います。


先日からその子が、新大阪の教室に通ってくれるようになりました。

たしかお母さんの実家が大阪だったとお聞きしていましたが、それにしても、毎回福岡から新大阪の教室までお越しくださっているのです。


先日、そのお母さんからいただいたメールの中に、「ようやく娘は、私のことを「ママ」と呼んでくれるようになりました」 と書かれていました。

言語で意思や気持ちを伝えにくいタイプでしたから、これまでそのことが随分行動や情緒の安定にマイナスになっていたことでしょう、

逆に言えば、こうした育ちが、行動面だけでなく、認知やコミュニケーションなど、今後様々な面での成長や安定につながっていくに違いありません。


半年や1年、死ぬ気で頑張ることは、案外誰にでもできます。

しかし、まったく先の見えない暗闇の中にも、希望のともしびを失わず、苦しい気持ちを笑顔で包み隠すように、前に前にと進み続けていく母に、私はこれまで幾たびとなく出会ってきました。


SHINOBU先生がいるからこそ、私は鬼になれる、

何年か前に、車の中で私にそうおっしゃったお母さんの一言が、私の脳裏に張り付いて離れません。


こういう母は、必ず奇跡を巻き起こす、

勝ち抜くということは、決して誰かを打ち負かすということではなく、それが叶うまでずっと進み続けていくということ、

だからこそ、私になすべき役割があることを、教えてえてくださったのも、こうしたお母さん方であったのです。


幸せの女神さまは、決して同じ顔で、私たちの前には現れません。

奇跡は私が起こすのではなくて、こうした母が引き寄せるものなのです。


だからこそ、私がしなくてはならないこと、

私にしか、できない役割があるのです。


母が私に託す願いは、あまりに深くて重い、

私がそばにいることで、わずかでもそれが何かの力になるのなら、

何も出来なくとも、私が逃げることは、決して許されないのです。





この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2015-07-22)







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Author:SHINOBU
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