学びを通して培うもの

 2015-06-30
私のところには、5年以上続けて通ってくれている子が何人もいます。

月々300くらいの個別レッスンを、7年も8年も続けてやっているわけですから、中には似たタイプの子もいるものです。


「これぐらいの力なら、5年生になったころには、書字や空間認知はかなり改善されるだろうなあ」

そんな見立ては、まず外さない自信があります。


ならば今、何をしておくことが大切なのか、

どこにどんな支援を入れてやれば、今のこの子が目を輝かせて学習に取り組むか、

そうした支援の中身を、タイムリーに構成していくのが、個別指導のポイントであると考えています。


もしも、まず受験の点数を上げることなどを優先されるのであれば、テクニカルに点数を上げるメソッドのある地域の進学塾などに通われるのがよいのではないかと思います。


私は、「子どもにとっての学びは命」 と考えています。

学びの時間を大切にすることは、その子自身を大切にすることであり、学びを通してこそ、その子は自分の命の大切さを知り、アイデンティティーを確立していくのだと考えています。


学びの充実あればこそ、豊かな心が育ち、自分と他者を慈しむ肯定的な気持ちが醸し出されていくのです。

私は、その支援者として、生涯子どもの心に生き続ける存在であらねばならないと思っています。


他者と比較したり、偏差値などの競争原理を持ち込んだりするのは安易で簡単な方法ですが、時として、その子の心を壊してしまうことがあります。

標準化されたものや、目標とするものを設定することは大切なことですが、それはあくまで、その子の学び自体が充実したり、前に進んだりしている手ごたえがあればこそ効果的なのです。


教材や内容の序列化と、学びのクオリティは同じではありません。

子ども実態 → 目標や願い → 教材の工夫と出会い

どんな場合にも、変わらぬ教育原理がそこに存在するのです。



おかげさまで、たくさんの子どもたちが何年も何年も続けて通ってくれるようになりました。

レッスンのリピート率の高さこそが、私の評価なのだと常日頃から自分に言い聞かせているのですが、正直まだまだ未熟で不安定な部分もあれば、決してすべての子のすべてのニーズを満たしているわけではありません。



私の一番の強みは、他の誰よりも失敗の数が多いことです。


人は成功から学ぶものより、失敗から学ぶことの方がはるかに多い、

そして、どんなに失敗しても、うまくいかなくても、私を信じ期待してくれている子どもとご家族がいればこそ、わずかずつでもそのことを改善し、積み上げていくことができたのです。


だからこそ私は、子どもたちにそのことを伝えていきたい、

だからこそ私は、子どもたちの可能性を信じることができる、

あきらめなければ、出来ないことなど何もない、


子どもたちと共にチャレンジを続けるその歩みこそが 「学びそのもの」 であり、何よりの宝物なのです。




この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2015-06-24)





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