ならば白ゆりがそれをやる

 2015-06-23
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子どもの育ちにとって、運動機能の発達はとても重要な意味があります。

例えば、独立歩行ができるように育つということは、粗大な運動機能の成長と共に、言語表出といった微細な運動機能の向上や、認知やコミュニケーションの世界の広がりなどに、大きな影響を与えます。

それは単に歩けるということだけでなく、その子自身の育ちにとって、大切な指針の一つとなるのです。


ダウン症のお子様の場合、低緊張ということもあって、なかなか1歳で独立歩行が完成しないケースを多く見られます。

こうしたことから、白ゆりの赤ちゃん体操では、「一人歩きができるようになる」 という共通の目標に向かって、お子様とご家族と一緒に歩んでいるのです。




この春から定員も増え、職員も増えた関係で、新しく白ゆりの通所支援事業にご案内させていただける子どもたちも、とても幅広くなってきました。

これまで、就学前のグループでは、独立歩行が完成した子どもたちを対象としたレッスンをさせていただいていましたが、まだ歩けないお子様にも、何とかこの機会にお越しいただくことはできないかと、新しいプログラムの開発に取り組んでみることにしました。


一般の保育園では、5歳児30人に対して保育士は基本1人ですが、独立歩行が完成していない0歳児の場合、概ね子ども3人に対して保育士1人という配置基準が定められています。

白ゆり発達支援センターで行っている赤ちゃん体操の日には、白ゆり保育園から 「赤ちゃん体操指導員」の資格をもつ看護師と、外部講師という形で「赤ちゃん体操指導員」の資格をもつ臨床心理士さん2名に毎回加わっていただいています。


当然うちにも 「赤ちゃん体操指導員」の 資格をもつ職員がいますが、児童通所支援事業の枠組みで見れば、外部講師をいくら入れようが、5歳の子どもであろうが、0歳の子どもであろうが、事業所の報酬としては、同じなのです。

児童発達支援にかかわる配置基準にしても、0歳の子を何人受けても、5歳児と同じように5人に一人の保育士しか認められないのです。

ましてや、白ゆり発達支援センターは1日の定員が多いため、1人当たりの報酬単価が極端に低く、赤ちゃん体操を行うに際して、イベントとしての収益は全くありません。

もしも金儲けのためにやる事業なら、こうした事業は一刻も早く切り離すべきなのかも知れません。


しかし、私はそんなふうには考えません。

安全が確保された100㎡もある広いフロアで、研修を受け専門性を有する職員が、定期的にお子様のサポートをさせていただくことで、以後のお子様にとって、どれだけ可能性の芽が広がっていくかを、私は目の当たりに見てきているのです。

採算のとれない事業は、発展性もなければ、決して子どもの利益にはつながりません。

制度の方が、事業(利用者のニーズ)に追いついていないのであれば、全国にその大切さを訴え、行政の担当の方やや議員さんにそのことをしっかりと伝え、制度自体を1日も早く改善していくべきだと、私は考えています。


私には、時代の先端を走っているという自負と使命感が必要です。

もしもそれが、多くの子どもの未来を拓くことに、わずかであってもつながることになるのなら、私の果たすべき内容は重要です。


だれもやらないなら、白ゆりがそれをやります。

本当に子どもの育ちにつながることは、時間はかかっても必ず理解され実現するものだし、そうと決めたら必ずやると私は決めているのです。


子どもたちの成長とご家族の幸せのために、私にもすべきことがある、

多くのご家族の期待を背負って、私は前に進んで行ける、

そのことを私は、何よりもうれしく思っているのです。





この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2015-06-24)





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Author:SHINOBU
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