内言と文字言語

 2015-05-05
例えば子どもが同じように 「おかあさん」 という文字を書いていたとしても、そのメカニズムには大きく分けると2通りあると考えています。


文字そのものを見て、それを記号的にトレースしているタイプの子どもがいます。

書字そのものは正確ですが、よく見ると漢字を下から書いたりする子どもです。

字は正しく書けても、あまりその意味までを同時に考えて書いていないことも多いようです。


一方で、問題文にしても、地の文にしても、文字を視覚的にとらえることが苦手な子がいます。

こういう子は、画数の多い漢字などを書くのが嫌いな場合が多いようです。

文字を書く場合には、心の中にある 「おかあさん」 という言葉をリフレインしながら、順次おかあさんという文字に変換していくのです。

内言化された言葉を文字にすることは得手ですが、文字情報を視覚化するのが苦手なわけです。


こういう子どもには、内言に近い聴覚性の言語で支援を入れてから、文字をアウトプットさせていくのが有効です。

理解言語を増やしていくことが、やがては文字との接点を豊かにしていくのだと、私は考えているのです。


同じ子どもに3年・5年とかかわっていけば、必ず1度や2度は大きく伸びる時期があるものです。

ゴールは同じでも、その道のりは、子どもによって違う部分があるのは、ある意味当たり前のことです。


言葉のメカニズムを ①文字言語 ②聴覚性の言語 ③内言語(理解言語) の3つの角度からとらえ、そのなりの色で学びの道をぐいぐいと進ませていきたい。

それこそが、わたしのような立場の者が取り組んでいかなければならない使命の一つであると考えています。


スポーツでも、習い事でもそうであると思いますが、毎週来てもらっても、本物の力をつけるにはきっと何年かの継続性は大事です。

決してあきらめないご家族と私、


そのチャレンジは、今日も続いていくのです。






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