通級指導教室

 2008-02-20
岡山市では,情緒と言語,2つの通級指導教室があります。通級指導教室に対する保護者の方のニーズは高く,申請をしても,希望がかなわない場合も多いようです。

情緒の通級指導教室の場合,知的な遅れがある場合は,対象とならないようになったようです。知的な面と情緒面との課題の両方がある場合,岡山市では,知的な特別支援学級がその受け皿となることを原則としているからです。

ここに厳しい現実の壁があります。保護者の方は,通級指導教室の専門性に期待しているのに,「あなたは知的な遅れがあるから」と,門前払いを受けてしまうわけです。

すべてがそうとは言いませんが,岡山県の場合,以前は養護学校教諭の免許がなくても,平気で知的な特殊学級(今の特別支援学級)の担任になっていました。特殊学級の担任は,給料がかなり高く,退職前の先生が校長のごほうびでやらせてもらう,なんてこともよくあることでした。(8%アップとか言われてました。退職金・ボーナスまで増額です)

今ではさすがになくなってきましたが,通常学級担任希望の先生が,とりあえず採用されたいので,免許がなくてもまず養護学校から,ということも当たり前に行われている時代もありました。

私が言いたいのは,情緒面のニーズのある子どもが,知的な課題があるからということで,専門性をもった指導を受けられない,という現実です。知的な特別支援学級で,保護者ニーズに添った教育が行われる場合は問題ありませんが,わたしがかかわったケースでは,そうではありませんでした。「だめかもしれないけど,通級指導教室の申請だけはしてください」というお母さんの言葉が,耳から離れません。

財政が苦しい中,特別支援教育にかかわる予算は増額されています。しかし,その受け皿が十分であるとは,とても言えません。

たった週に1時間の指導も受けられない。
ならば,できる者がするしかない。
「すべての子どもに豊かな学びを」 それが私の願いです。
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://shinobu1.blog117.fc2.com/tb.php/17-4e234599
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
大切さを全国に伝えたい
Author:SHINOBU
新大阪教室

bnr_personal-osaka.jpg

今までにご覧いただいた方
 

百万アクセスまでがんばりたい

カテゴリ
最近の記事
月別アーカイブ