白ゆりの保育所等訪問支援

 2014-12-23
先日、新聞社の方が、白ゆりの保育所等訪問支援事業の取材に来てくださいました。

私と記者の方が保育室に入ると、対象となってる2人の子が、満面の笑みを浮かべて手を振ってくれました。

普段は、主任の先生が訪問支援員として直接子どもにかかわってくれているので、個別レッスンをしている私が見に来てくれたことが、余程うれしかったのでしょう、

かっこいい所を見せようと、一所懸命活動に取り組んでくれました。


学級集団づくりにも共通することですが、個の支援を充実させるためには、まず集団のモラルが高くなっていることがポイントです。

それが出来ていない集団で、誰かだけに特別にかかわろうとすると、それは子どもの目にはえこひいきに映ってしまいます。

大げさに言えば、学級は崩壊し、それが子どものせいにされます。

逆に、学級のモラルが高いと、支援のポイントを理解したミニ先生がクラスに一杯でき、子どもたちのパワーで、すべての子にやさしいインクルーシブな集団へと育っていくのです。


私が取り出し支援の子のお迎えに行くときは、必ず周りの子に声かけをするように心がけています。

「何々ちゃん、クリスマス会の鉄琴、すごく上手だったね、先生びっくりしちゃった」

「何々くん、二重とび10回もとべるようになったんだって、今度先生にもやってみせてよ」


個のニーズに寄り添った支援というのは、何か特別なことをするのではなく、すべての子に与えられた、等しく教育を受ける権利を、当たり前のように普通に行っていくだけのことです。

一人一人に応じた教育がなされるのは、当たり前のことです。

この当たり前のことが、現実の場面ではなかなか具現化されないから、あえてとりたてて、それに特別支援という名前をくっつけて、意識化して取り組まなければならないということです。


今年2月に、保育所等訪問支援事業を始めて、程なく1年を迎えようとしています。

申請時に根拠法が児童福祉法に変わった関係で、市街化調整区域での建築関係の許可が通らず、本当に難産の末に誕生した事業でしたが、この2人の笑顔を見る以上は、努力の甲斐があったというものです。

やがては、白ゆりの柱の事業の一つに育っていくやも知れません。


「本当に参考になりました」

記者さんは、そういって帰っていかれました。


根底に子どもの育ちがなければ、どんな事業も枠組みも、やがては形骸化していくに違いありません。

その一つの形を、ぜひ白ゆりの保育で示していきたい、

今回の取材が、そのための大切なステップになっていけば、どんなにうれしいことかと思っているのです。


この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2014-12-21)







にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ

↑ 大切さを全国に伝えたい! 応援の1クリックを よろしくお願いします。 
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://shinobu1.blog117.fc2.com/tb.php/1691-53b13188
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
大切さを全国に伝えたい
Author:SHINOBU
新大阪教室

bnr_personal-osaka.jpg

今までにご覧いただいた方
 

百万アクセスまでがんばりたい

カテゴリ
最近の記事
月別アーカイブ