心が通う 言葉が通う

 2014-11-27
10月から、4歳になる男の子が、私の所に来てくれるようになりました。

STさんとの訓練が、うまくかみ合わないとうことで、お母さんは、主に言語にかかわる願いを強くお伝えくださいました。


ここでのレッスンを開始するに当たって、私は、

「言語機能そのものより、お子さんとの内発性を信じ、心の通じ合いやコミュニケーションの充実を大切にしたレッスンをさせていただきたいと思っています」

そのようにお伝えしました。


事前のご相談で、これまでの経過や内容、お子様の育ちやご家族の願いなど、かなりしっかりとお聞きすることができたこともあって、私はすぐに育てのビジョンやイメージをもつことができました。

確かに、パズルなどは苦手で、あまりソフトな対応は苦手なタイプ


でも、絵本やカードや手遊びは大好きで、やる気も表情もとっても豊か、

それに、まだほんの小さな芽ではありますが、言語表出の兆しが随所に見られます。

私にとっては、大好きなタイプの、すてきなお子さんです。


最初の1~2回は、お母さんにもレッスンの様子を一緒にご覧いただいていましたが、これなら分離した方が近道と判断した私は、お母さんには、レッスン中ログハウス(控え室)で待っていただくようにしました。

ところが昨日、急な来客があり、ログハウスが使えない状況になってしまいましたので、お母さんには教室に戻ってきていただき、途中からではありましたが、久しぶりにレッスンを見ていただくことになりました。


「かえるがぴょんぴょん、かえるがぴょんぴょん~♪」

もちろんまだ明瞭というわけではありませんが、当たり前のように、歌詞をくちずさんでいるこの子のようすをご覧になり、お母さんはとても驚いておられました。

「この子のこんな姿は初めて見ました」

お母さんは感激され、目頭を真っ赤にされて、教室を後にされました。


今から5年くらい前のことになりますが、かれんちゃんが初めて私に「せんせい」と言ってくれたときも、ご両親には、しばらくそのことを信じてもらえませんでした。

願いを託されたレッスンの場では、時々こんなことが、起こるようです。

それは、どこか私に優れている所があるということではなく、ここがご家族の願いが託され場であるということを、きっと子どもが感じ取り、その持ち味が生かされる場になっているということなんだと、私はとらえています。


就学前に言語があまり機能しなかった子が、就学後に、当たり前のように会話がクリアになっていく。

私は、そんな子を、実際に何人も見てきました。

だからこそ、私は、その可能性をしっかりと信じることができる。

今、何をすべきなのかが、はっきりと見える。


そういえば、このお母さんは、そのかれんちゃんのお母さんのご紹介で、ここにやって来てくださった方、

私とこの子との歩みは、今やっと始まったばかり、

3年後、5年後のこの子が、いったいどこまで豊かに育っていくか、

もはやこの子も、私にはなくてはならない大切な子の一人。


君の育ちが、後に続く多くの子の希望の星になる、

これから君と一緒に歩む道のりそのものが、私たちの何よりの宝ものなのです。


この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2014-11-29)




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