数を作る

 2014-11-25
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ある子に積み木の数を数えさせたら、楽勝で 「5」 と答えることができました。

「じゃあ、これで同じ形を作ってごらん」

私がそう投げかけても、その子はすぐに同じ形を作ることができません。

5個の積み木を真横に並べて、どうしたらよいのか途方に暮れています。

きっと目の前にお手本が見えていても、それがどんな形の構成であるかを、認知できにくいのでしょう。


はじめの1個をここに置いて、その下にもう一個、今度はここに置いてみようか?

私が補助発問をすると、その子は、一瞬はっと気がついたような表情をして、とたんに積み木を並べ始めました。

活動の意図がつかめたと同時に、その手順が理解できたのです。


数を数えるという活動と共に、数を作るという操作活動によって、数の量的な見方はだんだんと豊かになっていきます。

数えると受動とするなら、作るは能動です、

この二つを重ね合わせることによって、きっと認知は、より立体的になるはずです。


ずっと 1・2・3・4・・・ と6まで数えていた子どもが、バラバラに配列されたおさるの絵を見て、3こと3こで6こと見えるようになってきました。

9-8を、ずっと8回指を折って数えていた女の子が、ある日9と8の映像を頭の中で重ね合わせて、一瞬で違いが1と気がつくようになりした。


大人の私は、一体いつどこで、こうした数感覚を身につけてきたのでしょうか?

枝からかきの実が落ちてくるのを待つだけではなく、何とか意図的に、子ども自身にその良さを体感させるプログラムを構成することはできないか?

今、私が最も、意欲をもって追求してみたい課題がそこにあります。


同じチャーハンでも、オムライスでも、ポイントをつかんだ料理人の味は、なかなか素人では再現するのはむずかしいはずです。

同じお米と卵を使ったとしても、シンプルなものほど、腕の差が出る。


シンプルだけど、格別の味がするプロのチャーハン、

私は、勉強がわかったときの、あの子どもの笑顔を見るのが生き甲斐です。


この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2014-11-26)





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【2014/11/26 05:25】 | # | [edit]












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Author:SHINOBU
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