志の集う場所

 2014-11-14
今から何年前のことだったでしょうか?

「白ゆり教室」 という名前で、私がまだ一人で活動していた頃、あるお母さんがボランティアで半日、教材作りを手伝ってくださったことがありました。


いつか白ゆり教室が大きくなって、手が足らなくなったら、その時はいつでもお手伝いをさせていただきますから、

そのお母さんは、そう言って、にっこり笑ってくださいました。

当時、小学校中学年だったその子も、来年は高校受験を迎える年になりました。

その時に作っていただいた言語のカードは、今でもまだ、現役で実践に使用させていただいています。


来年度から、白ゆり発達支援センターの定員を、現在の1日20名から1日35名に増員する予定で、計画の詰めに入っています。

増員に伴い、新規に3名以上の職員を採用させていただく必要があり、先日から、採用にかかわる職員面接をさせていただくようになりました。


ハローワークから、何人かの方が紹介状を持ってお越しくださいましたが、その内のお一人に、あの時の、笑顔のステキなお母さんの姿がありました。


本当に、こんな日が来たのですね、

これまで懸命に我が子の発達に向き合って来られて、これからはそのことを、多くの子どもたちのために生かしたいと思われて、今日ここにいらっしゃったのでしょう、

私がそうお伝えすると、そのお母さんは大粒の涙をハラハラと落とされました。


福祉系の大学を卒業し、卒論でも障がいのある子どものことをまとめ、今回の募集を、幼い頃からの夢を実現するための大切なチャンスだととらえて応募してくださったお母さんもいます。

また、養護教諭養成課程で学ばれ、これまでの私たちにはない専門性をおもちのお母さんもいます。

ここに新しい療育の場が開設されるということで、地元地域の有為な人材と、この度新たにご縁がつながることとなりました。


私自身がそうであったように、子どもたちには、志のある者を引き寄せる、誰にも負けない強烈なパワーがあるのです。

私には、他者には任せず、私自身がなすべき使命というものがあると考えていますが、それと同じように、それぞれの職員には、私がまねをすることができない大切な持ち味をもっているに違いありません。


私の実践を支える強力なパートナーが、3人もいっぺんに増えるのです。

何とも、うれしくも、胸の高鳴る日々であることでしょう。


それぞれの子どもが、それぞれの持ち味を生かしながら社会に貢献し、自己実現をしていくことで、自分が生まれてきて良かったと、心の芯から感じ取れるような学びと育てのモデルを作りたい、

この志に集う者、

そのことが大きな社会のうねりとなっていくように、小さくとも大切な実践を、これからもしっかりと積み上げていきたいと思うのです。







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