本番に強い2人

 2014-11-09
DSC00373.jpg





先日、教育委員会の指導主事さんが、りんちゃんのレッスンを見に来てくださる機会がありました。

きっとりんちゃん、めちゃくちゃに張り切って勉強するに違いない、

私はそんなふうに予想していました。


予定していた時間ぴったりに、りんちゃんは教室に入って来てくれました。

私の教室に通うようになってから、もう5年以上も経過していますが、毎回決められた時間ぴったりに来てくれます。

1度たりとも、遅れたり、早く来すぎるということはありませんでした。

きっと毎回10分以上前に来て、車の中で時間待ちをしてくれているのでしょう。

そのことが、私たちの学びのリズムを作るうえで、とても大切な役割を果たしてくれています。


私にはこの日に、何か特別変わったことをしようなんて考えてはいませんが、教室に入ったりんちゃんの唇は、緊張して心なしかふるえているように感じました。

前の日くらいから、良いところを見せようと、気持ちが高揚していたのでしょうか、

いかにもりんちゃんらしい一生懸命さが、ダイレクトに伝わってきます。


いつものように、九九の確認から行いました。

緊張し過ぎて、普段すらすらに出来ている九九も、もしかしたらどこかでつまづくかも知れないので、事前に机上に九九カードを並べておきました。

案の定、りんちゃんは時々その九九カードに目をやりながら、いつもの九九プリントを普段の3倍くらい時間をかけてやり遂げました。


そのプリントに丸付けをして、大きな文字で100点と記入した瞬間、やっとりんちゃんがいつもの力を発揮できる環境が整いました。

そこからのりんちゃんは、一度たりとも集中力が切れることなく、時間いっぱい、与えられた課題を、すべてパーフェクトにやり遂げ、満面の笑顔で、教室を後にすることが出来ました。


「この子の自尊心は、この教室での学習によって支えられているんだと、改めて感じました」

事後のメールで、お母さんはそのようにお伝えくださいました。


お母さんにレッスンを公開したのは、何年ぶりのことだったでしょうか、

私はいつか、このような機会が来たら、そのワンチャンスに、しっかりとした答えが出せるようにといつも願って、これまでレッスンを積み重ねて来てくれました。

この子は、絶対にその期待を裏切らないという確信が、私にはありました。


小学校低学年の頃から、ご家族の熱い願いに少しでも応えていきたいという気持ち一心で、私は自分の技量が少しずつ向上してきたことを体感してきました。


りんちゃんをふくめ、一度でも、レッスンをさせていただいた子は、みんな私の宝物、

この日、私の大切なメモリーの1ページが、しっかりと心の中に刻まれたのでありました。







にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ

↑ 大切さを全国に伝えたい! 応援の1クリックを よろしくお願いします。 



コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://shinobu1.blog117.fc2.com/tb.php/1661-5d30a83c
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
大切さを全国に伝えたい
Author:SHINOBU
今までにご覧いただいた方
 

百万アクセスまでがんばりたい

カテゴリ
最近の記事
月別アーカイブ