苦しい中から光が見える (母の願いが子どもに届くとき)

 2008-06-21
昨日は、私が指導をさせていただいているお子さんの、8歳の誕生日でした。

1週間に一度の指導ですが、この日、その女の子は、私が先週出した14枚の宿題プリントを、誇らしげに、はにかみながらも自信満々に提出してくれました。

中には、先週、おそらく人生の中で初めて出来るようになった、繰り上がりの足し算の問題も含まれています。

「わずか4ヶ月の指導で、こんなに早く結果を出していただけるなんて、夢にも思っていませんでした・・」

そのお母さんは、おっしゃってくださいました。

昨年7月の、学校での懇談会で、そのお母さんは、突如学校から、

「発達に遅れがあるかも知れません。特別な支援を受けられる学級に行くことも必要かも知れません。」

と言われ、地獄の底に突き落とされたような状況になってしまいました。

それから、ありとあらゆる方に相談に行かれ、「絶対にあきらめない、親としてできることはすべて行う」というような強い決心をされて、懸命に努力をされてきました。

正直言うと、私は、このお母さんの強いご希望により、この活動を始めさせていただきました。そういう意味では、運命の出会いだったのかも知れません。

これまでの取り組みについては、このブログの随所で紹介をさせていただいています。

今から振り返ってみると、その指導のポイントは、① この子の苦手な所を得意な所で補うこと ② 学ぶ楽しさと自己肯定感をはぐくむこと ③ 問題点を整理して小さいところ、出来そうなところからまず解決する といったところでしょうか。

もちろん、指導は始まったばかりで、まだまだこれからの所が多いのですが、何時間も泣きながら宿題をしていたころから比べると、かなり見通しが開けてきたのは事実です。

当面、向かう先や目標としているポジション、もう手の届きそうなところにあって、今からワクワクしています。

今、主に取り組んでいるのは、継次処理の優位性を生かした(この子に合った方法での)計算のスキルアップ、視覚認知を段階的に支援することによって、字をより正確に美しく書かせる取り組み、ゲームや遊びを通して、苦手な空間認知に対する刺激を送り続け、新たな脳内ネットワークを創造する取り組みです。

どこまでできるかは未知数ですが、手応えも、希望も大きいです。毎日でもやりたいくらい、正直、楽しいです。そういう意味でも、よくここまで来たと思います。

昨日、お母さんが、卓上カレンダーに、がんばったことをポイントにして評価していることを教えてくれました。見ると、△は一つついていましたが、ほとんどすべては○、中には花丸もついていました。

何て幸せな営みでしょう。

「弱小チームには、甲子園は無理!」

そうかも知れません。でも、私たちは、誰からどんなに笑われようとも、可能性を信じて、今日もバットを振ったり、キャッチボールをしたり、ランニングを続けたりします。

たとえ結果として甲子園に出られなくても、1回戦でコールド負けになろうとも、試合にだけは出場しますから。

せめて1勝はしたい。そんな希望も湧いてきました。

夢があるから、がんばれる。

カレンダーについた花丸から、お母さんの目に映る、希望の光がこぼれているように伺えました。

指導が終わると、いつも、本人と妹とお母さんと、時にはお父さんもいっしょに車が見えなくなるまで見送ってくれます。

人間ですから、当然、この期待に応えたいと思います。

バックミラーに映るご家族の姿を目で追いながら、今日のこの日の誕生日が、これまでとひと味違った、すばらしい誕生日の一日となったことを、願わずにはいられないのでありました・・・



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【2011/11/10 17:40】 | # | [edit]












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