母の勝ち

 2014-09-08
通所支援事業を始めて間もない頃、ダウン症のお子様をもつ何人かのお母さん方が、まとまって見学にお越しくださったことがあります。

皆さん、ブログでダウン症の子どものレッスンの実践をご覧になり、熱い思いを胸に抱いて、私の所にお越しくださったわけです。


そのうちの一人のお子さんのレッスンが、先日ありました。

初回の記録を見ると、2011.7 とありますから、その時からもう3年以上も続けて通ってくださっているわけです。


小さい頃には、お母さんとなかなか分離できず、入り口の所で立ち往生してしまうようなことが何度もありました。

なかなか豊かにコミュニケートが通わず、表情が硬いまま、後半になってやっと笑顔が見られるようなことも、何度もありました。


その女の子も、今年小学1年生になりました。

いつの間にか、知育いすから、一般の学習席で集中して取り組むことができるようになってきました。

ひらがなや数字の学習もみるみる向上し、なぞり書き卒業も、もう目前となってきました。


よくぞここまで、辛抱強く、歩んで来られましたね、

初めて見学に来てくださったあの日のことを、私は、片時も忘れていませんよ、


もう、入り口で固まっていた頃のこの子の面影は、どこにもありません、

勉強大好きで、時間いっぱい、笑顔で生き生きと活動に取り組んでくれる、

こんな日が来ることを、あの日あの時、一体誰が予想できたことでしょう、


順調な時ばかりでは、決してなかったはず・・

「お母さんの、完全勝利です」

私が、そうお伝えすると、お母さんは目を真っ赤にして、うなずいておられました。


あの時のお母さんのご決心は、やはり普通ではなかった、

半年くらい死ぬ気でがんばることは、案外誰にでも出来ることだけど、照る日も曇る日も、大切なことを見失わず、3年・5年と笑顔で前を向いて歩き続けることは、簡単そうに見えても、決してたやすいことではありません。

そこには、相応の、深くて強い決心を必要としているのです。


これぞ、本物、

その気持ちが継続し続ける限り、たとえどんなに時間がかかっても、そこにどんな苦難が待ち受けていようとも、砕けない困難など、どこにもありはしない。


神様は、その思いが本物であることを確かめるために、決して神様の形をして、私たちの前には現れません、

すべては、子どもの成長と幸せのために、

だからこそ私は、ずっと、こういう母を支えて、一緒に歩み続ける、


母子に起こった奇跡を、眼前で、何度も何度も見せられてきた私は、いつの間にか、遠くにある奇跡も、当たり前のように見据えることができるようになってきました。


あなたが歩み始めた小さな一歩、

小さくとも、深くて強いそのいぶきを、

たとえそれがどんな形であろうとも、必ずそれを実のあるものに、


私たちの旅路は、これからも、ずっとずっと続いていくのです。




この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2014-09-09)





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