支援者としての役割

 2014-08-11
日曜日の台風の嵐の中を、京都から大阪まで、2年生の女の子が来てくれました。

「どうしてもSHINOBU先生の所に来たいって言うもので、いつも使う路線が台風の影響でストップしていたので、別の会社の路線を使って来ました」

お母さんは、私にそうお伝えくださいました。


勉強が始まると、その子は、「黄色いバケツ」の漢字教材や、2けたの筆算の学習などに、目を輝かせながら取り組んでくれました。

就学前には、パズルが思うように出来なくて、泣き出して、お母さんや私を困らせたこともありました。

療育の先生に、「通常学級なんてとんでもない」 と決めつけられ、ひどく心を痛めた日もありました。


「私は、音楽が大好き」

そう言って、パソコンでオリジナルのリズムを作って、笑顔いっぱいで活動を続けるその子の横顔を眺めながら、何か心の中にあたたかいものが流れ込んでくるのを感じていました。

二桁の繰り上がりのあるひっ算も、すごいスピードで100点満点が取れるようになりました。

学習プリントには、2年何組と、いつも誇らしげに自分のクラス名を記入してくれます。


私は、この子の成長を、他者と比較する物差しではなく、絶対値として縦の軸でしっかりと評価していくのが役割、

言葉では表現できないけれど、この子はいつも、そのことを確かめにここにやって来る。


あなたの成長が、どれぼど尊くて、どれほど豊かで、どれほどステキで、どれほど周りの人々を豊かにさせてきたか、

その価値を一番知っていたのは私、

支援者としての役割は、きっとこんなところにあるのです。


低体重で産まれたこの子が、こんなふうに、みんなの輪の中で立派に勉強できるようになるとは、思ってもみませんでした、

でも、ここまで来たら、もっともっとと、どうしても欲張ってしまいます、

お母さんは、時々そんなふうに、私に伝えてくださいます。


この日、交通事情が大変厳しい中を、愛知県や和歌山県からもお越しくださいました。

台風の影響で、この日やもなく来ることができなった子には、ぜひ次回、元気いっぱいの笑顔で教室に来てもらいたい。


そんなご家族のお気持ちの根元に、一体何があるか、

そのことをしっかりと受け止めて、一つ一つのレッスンに、ずっと真心を込めて取り組める自分でいたい。


何があっても、いただいたご予約に穴をあけることはできない、

私の支援者としての使命感は、こうして少しずつ、確かなものへランクアップしていくのです。




この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2014-08-12)







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