発達の最近接領域

 2014-07-19
私は、学校教育では、どの子にも可能な限り標準化された教材にふれさせてやりたいと願っています。

クラスのみんなと一緒に、理科の実験をしたり、歴史の学習をすることを通して、学校教育の学びの場でしか得られない子どもの自尊心が育まれていくと考えているからです。

発達に課題のある子どもだからこそ、安易に作業的なことばかりをさせるのではなく。学生でいられる間は、文化的な教材にしっかりとふれさせてやりたいのです。

その時間こそが、どの子にも、社会からプレゼントされる大切な時間であると思っています。


ですが、単に、同じ空間を共有しているだけで、その子の学びの力が身についていくとは考えていません、

標準化された教材に親しませる機会があればこそ、その子にとっての今の旬の教材、
個別的な学びや発達の特性を精査した上で、最近接の領域の課題をタイムリーに取り組ませ、生涯にわたりその子の学力を培っていくもう一つの軸が重要になってくると信じています、

そう信じているからこそ、私の個別指導のスタンスが、初めて定まってくるのです。


集団での学びと、特性理解に基づいた個別の学び、

その両軸が重要、

そのバランスやさじ加減は千差万別で、いろいろなアプローチやプロセスがあってよいと思いますし、そこが教育者としての腕であり、センスであると思っています。


自分のやり方が、絶対無二のものだなんて、思ったこともありません、

とまどい、苦しみ、いつになっても迷ってばかりの毎日です。


子どもが目を輝かせて、教材に食いついたときの達成感、

出来ないことができるようになるためのトライ&エラーの領域、

それこそが、発達の最近接領域と呼ぶにふさわしい内容なのです。


その一瞬のために、オリジナルな教材を、どんどん開発していきたい、

どこまで行けども尽きぬ水、

目指す頂に続く道は、ずっと遠くまでつながっているに違いないのです。




この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2014-07-22)






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