学びが子どもの自立に果たす役割

 2014-03-19
人に言うと、なかなか信じてもらえなかったりもするのですが、実は私、自分のレッスンが、お金をいただくに値するものなのかどうか不安になることがしばしばあります。

これではイカンと、その不安を打ち消すために日々努力を重ねているのというのが、心の奥底にある一つのエネルギーでもあるわけです。


数ある教育機関・療育機関数ある中で、遠くから交通費を負担していただき、数年にもわたる期間、ずっと私のレッスンを選んで受けてくださる、

そうした事実が、時として、私の不安な気持ちを一掃してくれます、

本当にありがたいこと、名誉なことと、感謝の気持ちでいっぱいになるのです。

この期待を決して裏切ってはならない、ということも、私のレッスンを支えているもう一つの源泉になっています。


毎日、真剣勝負で、10近くのレッスンをしていると、こんな私でも、年に何回か目の鱗が落ちるように、具体的なレッスンのヒントに出会う瞬間があります。

新卒からいうと、教育の仕事にもう30年近く携わっているわけですが、正直、まだまだ未熟なところがたくさんあるのです。

だからこそ、そこに迫る糸口を見つけたときの、快感は最高です。


こういう感覚をつかんだときは、面白いように、すぐさま子どもの表情に跳ね返ってきます、

そういう日には、ご家族の方から、その日のうちに感謝のメールをいただくことがほとんどです。


3年前、事業としてこの仕事を始めたとき、1年単位で事業を見ると、大きな負債が残ってしまいました。

1年目だから当たり前、

心のどこかにあった私の甘い気持ちは、理事会の事業報告で、木っ端みじんに吹き飛んでしまいました。


トップに立つ者には、どんな言い訳も許されない、

責任者になった以上は、普通の暮らしのすべては捨てる、

口には出しませんでしたが、その年の理事会で、私はそう心に決めました。


今年のお正月は、元日の朝10時には、教室にこもって仕事をしていました。

いったんそう腹をくくってしまうと、そんなことは苦にも何にもなりません。

遊びたいとか、いい車に乗りたいとか、そういう気持ちもまったくありません。

この仕事が、誰かのためになっていると感じることさえ出来れば、それ以上の幸せはないのです。


先日、神戸の大学に通う娘と食事に行きました、

仕送り以外、親らしいことは何もしていない私、

下宿暮らしも楽ではなかろうと、わずかの小遣いを渡すと、娘は飛び上がって喜びました。

保育士になりたい、大学での研究もがんばりたいと、うれしいことを言ってくれました。


事業が軌道に乗らない時期は、自己資金をすべてそれに回してもやりくりがつかず、金策に胸が押しつぶされる毎日でした、

あの時の苦労を、私は生涯、忘れることはできません。


初年度のべ1600人位だった利用者は、本年度は5000人を超えるまでになりました。

新規事業の指定もいただき、新しい園舎も来春には完成の見込みとなりました。

そのすべての源は、一人の子どもの学びと育ちに寄り添う所から生まれてきました。


自分に対する不安やおそれ、

人の行動を規定するエネルギーは、案外そんなところにあるものです。


だからこそ、自分の命が、他者と必要とされていると感じることで、人は自己実現の道を歩み始める、

そのためには、子どもの場合は、学びを中心に据えた、指導者との心の通い合いとコミュニケートこそが、欠くことのできない必要条件、


子どもが、友達から、家族から、地域から、社会から、自分が必要とされている存在であることを、心の芯から感じ取らせたい。

あなたには、あなたにした出来ない役割があることを、学びと育てのプロセスを通して、ずっとずっと伝え続けたい。


白ゆりの子どもが、変わる秘密がここにある、

私のレッスンを、選んでくださる理由がここにある、


白ゆりの発達支援は、この先もずっとそこに軸足を置いて進めて行く、

自立支援とは、目先の単調な職業訓練を意味するのではない、

学びこそが、教育こそが、子どもの自立に向けての最大のアプローチであることを、私は子どもの育てを通して、ずっと世に示して行きたいと願っているのです。







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