個の学びに寄り添ってこそ

 2014-02-18
DSC00091_convert_20140218091106.jpg




私の教室には、車いすで通ってくれている子がいます。

6年生になり、もうすぐ卒業の日を迎えようとしています。


私の教室は、2階建ての建物にありますから、これまでずっとお母さんが抱き抱えて教室まで連れてきてくださっていました。

ある日、お父さんがお子様を連れて来ていただいた時に、「体も大きくなり、家内の身体的な負担や、安全面から、2階での勉強を別の場所に変更していただけませんか」 という内容のお申し出がありました。

このひと言で、私の心に、それまでにない新しい決意が生まれてきました。


昨年の秋に、社会福祉施設等整備計画の補助協議等対象施設の選考に応募することになりました。

家内と二人、申請書類をいただくための事前の打ち合わせに、担当課に伺いました。


例年、対象となるのは1件程度、

本年度は、例年以上たくさんの応募が見込まれている、


耐震化対策が急がれており、よほどの緊急度や妥当性のある計画でないと対象にならない。

期日までに、設計・地元自治会の了解・資金の調達など、すべての書類が整わなければ、応募書類は受理されない、

お考えになっているような計画は、これまでに前例がなく、他の事業者さんとの公平性の観点から、十分な検討な必要である・・・


とてもではないが、この状況から、私たちの計画が採択される可能性はほとんどないようにも思われました。

その日から、私たちは、目の前にある、整えていくべき課題に、一つ一つ取り組んでいきました、


あきらめたらそれで終わり、

しかし、可能性は0ではない、

それが本当に子どもだちのためになることであれば、私たちの気持ちが本物であれば、きっと何か大切な道が開けていくに違いない、

ふしぎなもので、こうした前向きな気持ちが萎えることは、一度だってありませんでした。


具体的なビジョンや、これまでの状況をお伝えしていくうちに、担当者の対応がだんだんと変わってきてくださっていることを感じていました。

年が明ける頃には、「もしかしたらこれはひょっとするかも」みたいな勢いが、私たちの心の中にも芽生えてきました。


2月6日に、選定結果の通知をいただきました。

おそらくは、ごぼう抜きの大逆転、

私はむしろ、起こってしまったことの大きさに、身の引き締まる思いになったのです。


これは、子どもため、そのご家族のため、地域社会のための大切な事業であると考えています、

されど、あのお父さんのひと言こそが、私の心に火をつけ、以後のプレゼンの原動力になったことは確かです。


一人の学び、一人の育ちに寄り添うことから、すべての事業はスタートする、

それこそが白ゆりの原点

私たちは、改めてそのことの、大切さと底力を確かめることになったのです。






にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ

↑ 大切さを全国に伝えたい! 応援の1クリックを よろしくお願いします。 
コメント
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2014/02/19 12:17】 | # | [edit]












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://shinobu1.blog117.fc2.com/tb.php/1534-6590ff5e
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
大切さを全国に伝えたい
Author:SHINOBU
新大阪教室

bnr_personal-osaka.jpg

今までにご覧いただいた方
 

百万アクセスまでがんばりたい

カテゴリ
最近の記事
月別アーカイブ