言葉は出る

 2013-12-06
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昨日のことです、

主任さんが、目を真っ赤にしながら、私にこんな報告をしてくれました。


「グループレッスンの場面で、1年生の男の子の表出言語が、この頃みるみるクリアに、そして豊かになっている」

「懸命に伝えようとする姿、そして心通じ合うその瞬間に、あふれる思いと感動を、押さえることができない・・」


就学前の2年間は、週1回、私がマンツーマンレッスンを担当させてもらっていました。

お母さんはお仕事をされていましたが、どんなに仕事が忙しくても、レッスンをお休みにされることはありませんでした。

どうしても都合のつかないときなどには、仕事のやり繰りをつけ、私のスケジュールに合わせてくださり、必ず振り替えをしてくださっていました。


レッスンを重ねるたびに、理解言語やノンバーバルなコミュニケーションは確実に豊かになり、微細な運動刺激も積み重ね、運動機能の面からみても、かなり整っていました、

これまでも、何人か似たような言語の育ちをしてきた子どもと出会ってきました、

その子たちはみんな、就学後に表出言語の爆発期を迎え、目に見えて大きく育つ時期を一緒に見つめてきました、


「きっと、きっと、この子もいつかその時期がくると確信しています」

「これまでの子どもたちの例からしても、それはきっと、お友達とのリアルなコミュニケーションの機会が豊かになる、就学後しばらく経っての時期になることが多いようです」

いつだったか、私は、お母さんにそうお伝えした日のことを、私は、今でもはっきりと覚えています。


ついに来たか~

私の胸に、何ともいえない大きなものが、心の中にいっきに流れ込んでくるような気持ちになりました。


私のマンツーマンレッスンは、ずっと、この日この瞬間を目指して積み重ねてきました。

そのことを信じて、雨の日も、雪の日も、1週たりとも休まず、ずっと私のところにこの子を連れてきてくださったお母さん、

すべての扉は、このお母さんの深い愛情と強い心が、押し開いていった、

私は、そのお母さんの気持ちを支えていたに過ぎないのです。


児童発達支援の事業は、定員を倍増したにもかかわらず、連日キャンセル待ちの大盛況の状況になってきました、

発足当時の経営の苦しさを思えば、夢のようです、

こうした保護者の厚い信頼を受けるまでになった最大の功績は、この主任さんの、教育者としての誇りと使命感、そして子どもたちへの深い愛情にによるところが大きいと考えています。


子どもの成長には、友だちとのかかわり、人とのかかわりは必要不可欠、

それがあってこそ、初めて、専門性や個別の支援は生きる、

分離するだけでは、子どもは決して育たない、


これからも私は、実践事例を通して、このことをずっと伝え続けようと願っているのです。







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