コミュニケーションを高めるための レキシコン(心内辞書)の精度

 2013-10-03
心が通じ合うまでは、表出言語の少ない子と、コミュニケーションを図るのは大変です。

なかなか思うように行かず、ギクシャクすることもしばしばです。

その子の思いをうまくキャッチしてやることができず、物を投げるなど、あまり適切でない表現をさせてしまうこともあります。

ですが、これは一時的なものに過ぎないと、私はとらえています。


でも、通い合っていまえば、心が通じ合ってしまえば、非言語の子とのレッスンは、そりゃ楽しいものです、

口ばっかりの子より、よっぽど深いレベルのコミュニケーションが図れます。

大げさに言えば、パラダイスのような楽しいレッスンの時間を過ごすことができるのです。


活動の文脈の中で見せる表情や仕草は、言葉以上に大切なものを私に伝えます、

言語を媒介としない分、ダイレクトにその手応えを感じることができるのです。


その表情や行動を読み解き、子どもの内言語をキャッチするするためには、それを言語化(翻訳)するためのレキシコン(心内辞書)の性能が重要です。

例えば、活動の流れの中で、左の方向を指さしたら、「次はカード学習がやりたい」 と読み解いたり、右の方向を見たら、「次はお買い物のロールプレイをやってみたい」と、分かってやらなければなりません。


先日、ある4歳の女の子とのレッスンがありました。

毎週通ってくれている女の子です。

表出言語のほとんど見られない子です、


初めてレッスンを始めた頃は、なかなか行動が安定しませんでした、

ですが、今では、この子の行動や表情の読み解きが、大きくずれることはほとんどありません、

それどころか、その子の気持ちや思いが手にとるようにわかるし、私の願いや思いも、本当にダイレクトにこの子の心の中に届いて行きます。


以前は、40分のレッスンをこなすには、相当の気合いや工夫が必要でしたが、今では流れるように活動が展開し、通じ合い、通い合いながら、あっという間にレッスンの時間が終了していきます。

それはそれは、支援者として、達成感のある時間を過ごすことができます。


はじめに苦労した子ほど、その後に心を寄せるというのは、もはや当たり前のことになってしまいました、

「オレの所に来る子は、本当にかわいいんよ」

SHINOBU先生は、いつも同じことしか言わないと、行きつけの美容師さんに笑われてしまいました。


心が通じ合うということは、子どもの自尊心を高めることにつながると、私は信じています、

私のレッスンの極意の一つがここにあります、


子どもと心を通じ合わせるための、心内辞書の精度を高めること。

子どもの発信しているメッセージをきちんとキャッチし、応答的なやりとりそのものをを深めていくことことこそが、言語・コミュニケーション指導の王道だと、私は考えています。


心通い合うレッスン以上に、私の使命感や誇り、そしてモチベーションそのものを高めるものは、決して他にはないのです。




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