メタ認知と行動改善

 2013-08-19
「物を投げる」

何年も前から、私はそうした子どもの行動改善に向けて取り組んできました。

それぞれの子どもに、そうした行動を維持させる要因というものがあるのですが、その心の根元に不安な気持ちがある場合があるというケースが、とても多かったように感じています。


子どもは、物を投げた後の、私の表情や態度を見ているのです。

そして、私のその子に対する姿勢を確かめているのです。


もちろん、望ましくない行動を安易に受け入れたり、いたずらに迎合するようなことがあってはなりません。

ですが、その根元に、自分自身に対する不安な気持ちがあるのでは? と行動の背景を読み解いてやれば、おのずから解決への道筋が見えてくるよう思えるから不思議です。


不適応行動は、支援者との信頼関係(コンプライアンス)を勝ち取るための、むしろ近道だと考えています。

望ましくない行動を諭し、本来もっている願いを掘り起こし、それを強化していく過程の中にこそ、子どもは、自分のことを心の芯から大切に思う支援者の愛情と信念を確かめているのです。


こうした信頼関係が芽生えると、多くの場合、子どもが不適応な行動を維持する必要感がなくなってきます。

信頼感や安定感は、子どもが望ましい自分のスタイルを見つめていくために不可欠な要素となり、余裕をもって自分を見つめていくメタ認知のモードへと移行していくのです。


すべてのケースで、絵に描いたように鮮やかに事が進むとは思っていませんが、ここに子どもを連れて来てくださる限り、いつかは必ず信頼関係は築けるものと信じています。

その自信と誇り、その覚悟と決心、その愛情と信念を失ってしまったら、明日にでも私は引退するつもりです。


そういう気持ちなくして、子どもは決して心は開きませんし、その気持ちさえあれば、どんな形になるかは別として、必ず子どもは心を開きます。

それを信じて歩む営みに、私は 「教育」 という名前をつけているのです。


教育は、ライブであり、真剣勝負であり、それぞれにかけがえのない大切な出会いであり、ストーリーがあるのです。

今日もそのステージ立たせていただけることを、私は何よりもうれしく思っているのです。





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Author:SHINOBU
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