質の高い失敗体験 そこから子どもは育つ

 2013-08-02
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今日、年中さんのある男の子のマンツーマンレッスンがありました。

学習プリントが終わった後で、楽しみにしていたキョウリュウの紙工作に取りかかりました。


ミシン目になった台紙から、それぞれのパーツを切り離していきます。

大人になれば、何のことはない作業に過ぎませんが、慣れていない子どもにとっては、どうしてこれがなかなか結構骨の折れる作業になります。

その子は、ちっちゃい指を一生懸命動かしながら、ちょっとずつパーツを切り離していましたが、ご覧の通り、肝心なステゴザウルスの顔の所が、まっぷたつに破れてしまいました。


私は、これと同じ紙工作を、おそらくは数回以上子どもと一緒に作ってきましたから、今のこの子の巧緻性のレベルからして、きっと似たようなことが起こると予測していました。


「あら、ステゴザウルスの顔が、やぶれちゃったね、でも、大丈夫、すぐに先生がセロテープで直してあげるよ」

「今度は、きっとうまく出来るから、続けてやってごらん」


いつだったか、子どもにエラーを体験させまいと、切りとる部分だけは、私の方でしてしまったことがあります。

そうすれば、当然完成度は高くなり、セロテープのつぎはぎ工作にはなりません。

でも、子どもはちっともうれしそうな顔をしません。

自分で作らないキョウリュウに、特別な魅力なんてあろうはずがありませんから、


エラー、とりわけ教育的な意図が明確なエラーこそが、子どもを大きく育てていく、

失敗の分だけ、エラーの分だけ、子どもは豊かに育っていく、

それこそが、私のゆるぎない教育的な信念の一つです。


セロテープでつぎはぎだらになったのキョウリュウを、その子は、大事そうにかかえて教室を後にしました。

ここなら、いくら失敗しても大丈夫、

いっぱいいっぱい失敗して、エラーをして、どんどんいい子になってほしいと願っています。


いつだって、君には先生がついています。

ステゴザウルスのセロテープは、君と先生との大切な勲章なんだからね、






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