フレームを整えてこそ通う心

 2013-07-31
私が教室を開いたのは、2008年2月でしたから、かれこれもう5年にもなります。

そのころ保育園の年長さんだっった太郎くんは、今では6年生になりました。


当時の入会名簿には、入会順に1・2・3・4・・・、と番号が打っています。

その入会順1~10のメンバーで、今、ご縁がなくなってしまった子は一人もなく、すべての子が何らかの形でレッスンを継続させていただいています。

こんなふうに、継続してお越しいただいていることに、私は何よりの誇りと使命感をもっているのです。


表出言語がほとんどない子でも、コミュニケーションは、豊かに通っていきます。

私は、言語によるダイレクトなリターンがなくても、その子にていねいに話しかけることを大切に考えています。

「毎日暑いね、体調くずしてないかい?」

「もう夏休みになったね、家でどんなふうに過ごしているの?」


私は、子どもの表情を伺いながら、言語を介して、あたたかい感情が、心の芯にしみわたるように届いていくのを感じ取ることができます。

時には、大変な緊張感をもって子どもと対峙しなければならない局面も、何度かありました。

しかし、ゆるぎない信頼感や、安定感は、こうした道のりの中から培われてきたのです。

それは、教科学習そのものの成果と同じくらい、とても大切な育ちであると、私は感じているのです。


多くの子は、今でも毎週1回、私の教室に通い続けてくれています。

1回1回の内容には、工夫もしますし、変化ももたせています。

ですが、その枠組み(フレーム)自体は、極力変えないようにしています。


お皿を変えると、何だか料理も、ちがった味に感じられることもあるかも知れません。

ですが、私は、皿に盛った料理や素材そのものを、子どもたちに味わってもらいたい、

だからこそ、毎日同じ、真っ白いお皿を使うのです。


電車は、みんな線路を通り、形もほとんど変わらない、

だからこそ、ちょっとした形状の違いであったり、色の特徴を心地よくとらえることができるのです。

仮面ライダーの1号・2号だって、ウルトラセブンだって、ゴレンジャーだって、みんなそうです。


本当に変えるべきは、料理か、お皿か、それともシェフの価値観か?

子どもに何を育てようとしたいのか、そしてそれを、どんな方法で実現しようと考えているのか?

その方法のど真ん中には、いつも子ども理解の視点を置いておきたい、


5年間、ちっとも変えない私の指導スタイルの根元が、きっとそんな所にあるに違いないのです。





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Author:SHINOBU
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