気がつけば いつの間にかスラスラ読みに

 2013-05-29
「わ・た・し・は、き・の・う・・・・」

一文字一文字を区切って読み、なかなか文章のまとまりとしてとらえにくい、いわゆる逐次読み傾向の子に、私はこれまでたくさん出会ってきました。


小学校4年生の時、逐次読みだった友里ちゃんは、中学に入る頃には、読みにくい漢字にルビをふるなど、ていねいな支援さえすれば、標準の中学校の国語の教科書がスラスラ読めるまでに成長しました。

あの友里ちゃんを、ここまで引き上げたという実践は、その後の私に、明確な方略をしっかりと示唆することになりました。

3年あれば、条件さえ揃えば、大抵の子なら、いつかはスラスラ読みで、物語の世界の扉を開けることができる、

大変おこがましい言い方ですが、今では、それに近い自信みたいなものを、感じるまでになりました。


りんちゃんは、6年生になりましたが、今では4年生の頃がうそのように、地の文も、問題文もスラスラ読み、生活文の読解問題を、得意満々で自利解決できるようになりました。

しんちゃんも、ひろ君も、昨年までは一文字一文字鉛筆でしるしを付けながら読んでいたのが、なつかしい思い出のようになってしまいました。


「読む」 は、教科学習の基本中の基本、

そのことから、文化の扉を開け、その限りなく広く続く海を、心ゆくまで泳がせてみたい、

それが、私の願いであり、目的であるのです。


いつも 「プリント減らして、減らして」 と私に懇願するひろくん、

でも、いつも決められた量を仕上げてうれしそうな表情を浮かべるときの、君の横顔を見るのが、先生には何よりの喜びです。


「もう先生には、教えることがなくなったよ、降参~、おめでとう、君はもう卒業です!」


いつの日か、そんな日が来るのを楽しみにしながら・・・

でも、本当は、こうやって毎日一緒にプリントをする時間が、実はどんなことより大切なことを、君も知っているんだよね、


気がつけばいつの間にかスラスラ読みに~

そのプロセスを、君と歩む旅路そのものが、先生には何よりの宝物なのです。





この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2013-05-30)





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