こんな日も来る

 2013-02-05
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5年生のけいちゃんが、初めて私の教室に来てくれたのは、確か1年生の終わりの頃でした。

書字認知にかかわる私の記事を読んで、お母さんが駆けつけるようにして、私の所にご相談に来られました。

当時は、「大」 や 「木」 など、画数の少ない漢字を書くにも苦労したものでした。


ところが、高学年になって、この子の書字能力は抜群に向上しました。

そのことを、スーパーバイザーの眞田先生(岡山大学)にお伝えしたところ、ある学生の卒業研究にとりあげて、合わせてご指導してくださる段取りになりました。


昨日、上の画像のような課題に取り組んでもらいました。

「術」 という字、いかがですか?

まるで、書写のお手本のような字を書いてくれています。


「お母さん、ここまで来ましたよ」

「1年生のあの日、5年生でここまで来られるとは、思えなかったですよね~」

そう言って、私たちは顔を見合わせました。

お母さんの目には、熱いものがこみ上げておられました。


この大学生の卒論指導を通して、私は、視覚認知に課題のある子に対して、色支援の有効性を改めて確認することができました。

例えば、底辺や高さという言語は理解できていても、なかなかそれをイメージとしてとらえなれない子がいます。

そういう子には、画像のように、色をうまく使えば、抜群の指導効果を得ることができます。

ある意味私は、当の学生より、何倍も大切な技術を、この卒論指導を通して身につけることができました。


ただの論理ではなく、具体的な子どもの学びにダイレクトに生かす技術、

それこそが、実践者として身につけておかなければならないプロの技術、

私にとっては、何にも代え難い大切な 「めしのたね」 を、また一つゲットしたように感じています。


そんなこんなしている間、レッスン中に1本の電話がかかってきました。

「先生、高校合格したよ~」

私は、飛び上がらんばかりに喜んでしまいました。


小6からサポートさせていただいている女の子、

中学は支援級を選択されましたが、高校は、一般の高校に合格することができました。

苦手だった英語の学習、

何とかなり始めたのは、3年生も半ばになっての事でした。


小学生だったこの子も、4月にはもう高校生、

家族の深い愛情と信念は、きっと何かの道をこじ開ける、


こんな日も来る、

そこに向かって歩み続ける限り、いつかはきっと到達できる地点があるということを、2人の成長は、はっきりと私に伝えてくれるのでした。




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