絵カードから広がる内言語の世界

 2013-02-03
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言葉というものは、不思議なものです。

べらべらしゃべるから、きっとちゃんとわかっているのだろうと思っていると、ただその言葉を使っているというだけで、ちっともイメージがともなっていない場合があります。


「お友達が困っている場合は、どうしたらいいと思いますか?」

「親切に、助けてあげたらいいと思います」


そう言っているだけで、頭の中に、何一つイメージらしきものさえ思い浮かばない子がいます。

言葉が豊かすぎて、映像イメージと結びつにくい子だっているのです。

逆に、言語表出が少なかったり、構音がはっきりしなかったりするため、分かってないだろうと思っていると、本当は、心の中に、驚くほど豊かな内言語が広がっている子もいます。


最近、私は絵カード遊びが、大好きになってきました。

「みかん」 だの 「とけい」 だの 絵カードを見せると、子どもの内言語の世界が垣間見え、そこから豊かにコミュニケートできる術が、身についてきたからです。


「ろうそく」 の絵カードを見せると、多くの子どもは、ふっーと息を吹きかける動作をします。

お誕生日ケーキの上のろうそくが、即座にイメージ化されるからです。

「バッピバースデー トゥユー」 と歌ってやれば、一緒に手をたたいてくれます。

そんな活動をしばらく続けていると、思わぬところで、その子との豊かな言語の接点を発見することもしばしばです。


共有する中身があって、伝えたい気持ちがあって、はじめてツールとしての言語が意味を深める、

テクニカルな面は大切にしながらも、そこから軸足を絶対に動かさない、

言語指導に対する私の基本的なスタンスがそこにあります。


カードからつながる内言語の世界、

何よりも子どもの笑顔が、そのことを私に伝えてくれるのです。



この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2013-02-04)







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