ダウン症児の言葉の育ち

 2013-01-26
金曜日に、かれんちゃんのレッスンがありました。

お母さんが、先日のNHKの番組で放送された、かれんちゃんの動画のDVDをお持ちくださいました。


いつものようにレッスンを始めてびっくり、

表出言語の質・量ともに、明らかに向上している・・

おまけに、数を数えるときの継次性のスキルや、書字にかかわる技能(巧緻性)も伸びている・・


先週は、お母さんのお仕事の都合 (センター試験の準備) のために、レッスンが1回お休みとなりましたが、わずか1週間でこの変化、

子どもは伸びるときは、一気に伸びる、

まさにそんな感じのレッスンとなりました。


理解言語(内言語)は、日に日に膨らんできているし、表出言語の明瞭性も格段に進歩している。

いわゆるコミュニケーションのツールとして、言語が有効に機能し始めたという印象です。

こうなれば、見通しをもちやすくなり、行動面でも必ずプラスの効果をもたらします。


3歳の頃だったか、4歳の頃だったか、

初めて 「せんせい」 という有意味言語をキャッチして、ごほうびで、何度も何度も抱っこして育てたかれんちゃんの言語が、こんな所まで来ました。

そのことをご両親にお伝えしたとき、「聞き違いでは?」となかなか信じていただけなかったことも、今では笑い話となるエピソードとなりました。


平成20年からスタートした、私とかれんちゃんとのあゆみももう5年、

就学猶予もあり、今1年生となり、学びの道をしったりと進み始めました。


私が、この子のとの実戦を通して培ってきた言語の育ては、今、脈々と多くの子の言葉の育てに息づいているのです。

あの3歳のかれんちゃんをして、今の言語の育ちを、誰が予想できたことか?


あきらめないこと、

可能性や、子どもの学びの意欲を信じること、

そして、誰よりも強く、深く、我が子の成長のために力を尽くしてきたご両親のご努力と愛情、

これらのことをすべて受けて、今のかれんちゃんの笑顔があるのです。


私は、ただただ、この子の育ちを確かめて来ただけで、私の力でこの子を育てたなんて思ってもいません、

しかし私は、最も近くで寄り添ってきた支援者として、多くの子どもとそのご家族に、そのことを伝え生かしていく責務を負っているわけです。


あきらめてはいけません、

希望や笑顔を忘れてはいけません、

百万の理論より、たった一つの実践が、ご家族の心の扉を開いていくのです。

一人の子どもの大切な育ちは、やがて多くの子と、そのご家族の道しるべとなります。


あの日いただいた、かれんちゃんのお母さんからの1本の電話、

私たちのストーリーは、すべてそこからスタートしたのです。



この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2013-1-29)







にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ

↑ 大切さを全国に伝えたい! 応援の1クリックを よろしくお願いします。 ↑
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://shinobu1.blog117.fc2.com/tb.php/1344-d41f9ea0
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
大切さを全国に伝えたい
新大阪教室

bnr_personal-osaka.jpg

岡山教室

bnr_personal-okayama.jpg

Author:SHINOBU
白ゆり発達支援センター

okayama-shirayuri_175-60_hato_convert_20110331050720.jpg

今までにご覧いただいた方
 

百万アクセスまでがんばりたい

カテゴリ
最近の記事
月別アーカイブ