演算決定ができるまでの道筋

 2012-11-30
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最近、りんちゃん(小5)と、算数の文章問題の学習をするのが、とても楽しくなってきました。

まずもって、問題文を自力で読めるようになってきました。

以前は、「先生読んで、読んで」 と、言って自分からはなかなか読もうとしなかったりんちゃんですが、この頃は、自分から進んで読んでくれるようになりました。

こうした部分ではりんちゃん、半年前とは、今や全く別人のようになってしました。


もともと理解言語の豊かな子でしたから、「あわせていくつ?」 とくれば → (たし算)、「ちがいはいくつでしょう?」 とくれば → (ひき算) と、演算決定までが、かなりスムーズにできるようになってきました。

もちろん、言語から数量に、どんぴしゃっとイメージ化できているわけではありません。

まだまだ、言葉の端っこをつかまえて、機械的に演算決定を行っているだけの時もあるのでしょうが、でも、確実に、次の高い学びのステージ向かっていく方向感が、そこに感じられるようになってきました。


「40このアメを8人で分けました。一人分は何こになるでしょう」

ある時りんちゃん、この問題を 「40×8」 と、誤って立式してしまいました。


完全習得、エラーレス学習が基本のSHINOBU先生、

以前のりんちゃんなら、すぐに支援を入れた所ですが、この日はあえて、何もせずその様子を眺めてみることにしました。


と、その時、りんちゃんの鉛筆がピタリと止まる瞬間がありました。

「あっ、そうか~ まちがえた」


ついに来ました、

エラーを見つけ、自らの手で修正することができるようになったのです。

文章問題でも、ついにりんちゃん、トライ&エラーで問題解決に向かい始めたわけです。


これまで何年も施してきた手厚い支援が、ここに来て少しずつフェードアウトの段階に差し掛かってきた、

トライ&エラーが意味するものは、そういうことです。


「小さいことですが、今日は、とても大切なポイントを迎えた日だと思います」

レッスンが終了し、私はお母さんにそういう内容のことをお伝えしました。


これから歩む、数量の世界も、決して平坦ではないかも知れません、

でも、それより何より、私たちには共に目指す頂がそこにあるのです。

そのことを、私は格別の喜びにも感じていますし、楽しみにもしているのです。


それぞれの子と一緒に、豊かな数の世界の扉を、少しでも開いていきたい、

りんちゃんとの歩みは、私にとって、そのための大切な道しるべとなっているのです。




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